私たち夫婦は4.400万円の新築一戸建て(建売住宅)を頭金1.600万円、住宅ローン2.800万円で購入しました。
30年返済の住宅ローンを組みましたが、繰り上げ返済を7回実行し7年で完済しました。
残りの23年分の利子を払わなくて済んだので、およそ800万円近く節約できたみたいです。
私たちは新居を購入してから毎年、夫婦共働きの収入をせっせっと貯金して、年末にどーんと繰り上げ返済をするのが恒例行事となりました。
ある程度まとまった額の繰り上げ返済をすると、ローン残高または返済期間がぐっと減ります。
繰り上げ返済の効果を目の当たりにすると、またやろうって意識が高まります。
夫婦二人とも、どちらかと言うと金使いがあらくなく節約思考だったため、毎年300万円ペースで貯蓄して繰り上げ返済にあてることができました。
我が家の場合、子供が一人しかいないこと、子供が小学校に上がる前の教育費用がかからないうちに貯蓄とローンの返済を繰り返したのがスピード完済の大きな要因だったと分析します。
そこで「繰り上げ返済に向けて貯金したいけど、お金をためられない」という方へ
簡単にできることから始めてみませんか?
今一度、当たり前になっている生活習慣をいっしょに見直して節約&貯金をしていきましょう。
すぐできる節約項目
自分らしい暮らしをするためにゆずれないこともあるでしょう。
何を優先したいかは人それぞれですが、住宅ローンの繰り上げ返済に挑戦するならライフスタイルを見直して節約できることから実践してみませんか?
①ペットボトル飲料は控えて自分でお茶やコーヒー等を入れる
②ウォーターサーバーではなく水道水(浄水器)を使用する
③お弁当やおにぎりを持参して外食を控える
④マイボトル、エコバッグ、ビニールではない傘を愛用する
⑤通信費や子供、車などにお金をかけ過ぎていないか?
気分転換にスイーツやパンなど、時には手作りしてみるのも楽しいですよ。
子供が小さい時に私がたまにお菓子作りをしていたおかげか?今では娘がメロンパンやらケーキやら焼いてくれるようになりました。
マイカーを購入する場合、100万円前後から数百万円~という選択の幅があり、支出額に大きな差が出ます。
個人的には、予算的に一括払いできないような金額の自動車は買わない方がいいと考えます。
住宅ローンは仕方ないですが、マイカーローンは利子分が無駄な出費に相当するのではないでしょうか?
ペットボトル飲料は買わない
基本、自宅で飲むお茶、コーヒーはボトル入りやパック詰めされた商品を購入するのではなく、自分で入れる方が圧倒的に出費が少ないです。
ペットボトル飲料は糖分や添加物の摂取にもつながりますし、ゴミも増えます。
外でも家でも飲み物と言えばペットボトル飲料が主流になっていませんか?
麦茶も紅茶も家でいれる
我が家では夏だけではなく一年中、冷蔵庫には麦茶が入っています。
麦茶パックと浄水器の水でお手軽に麦茶を作っています。
夏場は毎日、アイスティーも水だしで作って冷蔵庫にストックしています。
1リットル容器に浄水器の水を入れてティーパックを4つほどひたしておくだけです。
麦茶もアイスティーも抽出されて色がついたらティーパックを取り出します。
雑菌の繁殖を防ぐために常温保存はなるべくひかえて冷蔵庫で冷やします。水だしで薄いと感じたらレンチンしたカップ一杯のお湯で茶葉をふやかしてから水を加えるといいでしょう。
コーヒーは毎朝、レギュラーコーヒーをコーヒーメーカーにセットしていれています。
残った分はピッチャーまたはカップに移して冷蔵庫にいれておきます。
ミチョやカルピスをストック
近年人気の韓国発のお酢ドリンク「ミチョ」やおなじみの乳酸菌飲料「カルピス」は、いろいろなフルーツのフレーバーを楽しめます。
どちらも希釈して作るドリンクなので、ストレートタイプよりも多くの量を飲むことができます。
水だけでなく炭酸水や牛乳と割っても良いです。
我が家ではヨーグルトメーカーを使ってR1ヨーグルト(固形)を10倍に増やしています。
培養したヨーグルトは甘味が少ないので、カルピスをかけて食べるとおいしいです。私はメロンやマンゴー味のカルピスが好きです。
できる範囲で
何でも完璧にやろうとすると負担がかかるので、できる範囲で構いません。
我が家では住宅ローンの返済を開始した当初はかなりストイックに節約をしていました。
朝食用の食パンはホームベーカリーで用意していました。
ホームベーカリーにお任せでパンが焼けると言っても、材料を計って、セットして、焼けたらスライスする作業は、それなりに大変です。面倒なので今では基本的に買ってきた食パンを食べています。
以前はあまり購入しなかったジュースやコーヒーポーションなども買ってきて飲んだりします。
自分たちの暮らしの中で、楽しみと節約のバランスを取りながら貯金ができるといいなと思います。
再確認
住宅ローンの年利は人それぞれですが、仮に返済期間を10年間切り上げることができたら、利子の分いくら節約できるのか?
人それぞれ物件価格や借り入れ期間や利子が異なりますが、自分のケースを簡単にシュミレーション(試算)できたなら現実的に行動を起こしやすいですよね。
高い買い物ほど、契約が複雑でわかりにくいと思いませんか?
私の経験上、スマホも美容脱毛も自動車も購入契約時には頭をかかえたくなるほど内容(金額の内訳など)がむずかしかったです。
私たちがマイホームを購入したのは2001年、今から22年前です。
当時は金融機関の選択しが多くはない時代で、ネット銀行もまだまだマイナーでした。
現在では住宅ローンの金利が非常に低いもの(金融サービス)も登場しているので、ローンの総支払い額や利子の合計金額は昔ほど高くはないかもしれません。
とりあえず何年でいくらの利子を払うのか?知らないのと知っているのでは大きな違いがあるので、一度確認してみてはいかがでしょうか。
住宅ローン控除の適用期間や金額もかんがみて、いつどのように繰り上げ返済をおこなうべきか?シュミレーションすることをオススメ致します。
[住宅ローン完済のヒントに]
早期完済も夢じゃない!繰上返済のススメ リアルなお金の話
損しない新築一戸建ての買い方 仲介手数料なしで100万円節約
[これからマイホームを購入する方へ]
家を買うなら 知っておくべき8項目 住宅費用の大幅削減に成功