住宅ローンをスピード完済した家

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【最強の節約術】繰上返済を目標にして貯金のループを作る!

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 世の中には実に多くの節約術がありますよね。日々コツコツ努力を重ねるのも大切ですが、やはり金額が大きなところでガツンと節約できたらいいですよね。  

ウチの家計において金額的に大きな節約効果を発揮したのは、2800万円30年返済の住宅ローンを7年で完済したこと でした。

 

残りの23年分の利子を払わなくて済んだので、およそ800万円は節約できたみたいです!

家計簿と鉛筆

最強の節約術とは

人それぞれ住宅の物件価格、ローンの金額・利子は違いますが、行動次第で住宅費用を大きく削減できるという意味では共通です。 

 

あなたの場合、「繰り上げ返済する・しない」では最終的に支出額にどれくらい差が出るでしょうか?

今まで、あまり意識していなかった人は一度考えてみませんか?

これって、実は重要なポイントですよね!

 

 

住宅ローンの利子っていくらになるの?

実際に、30年または35年ローンを組んだ何割の人が、そのままの年数で支払っているのでしょうか?

最終的にローンの利子だけで いくら払うことになるのか?

 

利子の総額について具体的な金額を、契約した金融機関は示してくれたんでしたっけ?

私は、住宅ローンの利子の総額が一目でわかる書類を手にした記憶がありません。住宅ローンの支払い返済表は確かに頂きましたよ。

返済表には月々の支払い金額がしっかり30年分記載されています。でも結局利子だけでいくらかかるのか?これじゃあ、わかりません?

 

30年(35年)におよぶ返済表の数字を ひたすら計算すれば 、利子のトータル金額を出せるんでしょうけど、なかなか大変な作業ですよ。

 

最近ではウェブ上のローンシュミレーションを使って、総支払額も簡単に出せるので便利ですね。

総支払額から借り入れ額を引けば、すぐに利子のトータル金額がわかります。(目安)

 

フラット35 住宅金融支援機構のサイトページ

借入希望金額から返済額を計算:【フラット35】

 

 高額な住宅購入費用に加えて、ローンの利子をどれだけ払う事になるのか ?よくわからないまま 認識が薄いまま 、何十年もローンを払い続けている方が多いのではないでしょうか?

 

繰上返済のスイッチを入れよう!

ある理由から我が家ではローンを組んだ初期の段階で、初めての繰り上げ返済を行いました。

一度繰り上げ返済を実行したことで、繰り上げ返済のスイッチが入ったのでしょう。私と夫は繰り上げ返済をする為にお金を貯めるモードになりました。

 

www.midoer.work

 

[繰上返済を意識すると好循環が発生]

①繰り上げ返済を意識する

   ↓

②お金を貯める

   ↓

③年末に繰り上げ返済を実行

 

私たち夫婦の家計は、繰り上げ返済を意識した事で良いループが生まれました!そうして繰り上げ返済を毎年、年末に行う流れになりました。

 

スイッチを押す様子

繰上返済モードのスイッチON

 

結果的に7年間、年末に約300万円の繰り上げ返済を毎年実施できました!

 

ローン契約時に設定した毎月のの支払い額は 約8万円、ボーナス月は約20万円 でした。本来なら30年かけて、その支払いペースで返済していく予定でした。

 

やればできるもんですね!

利子の計算は難しいので、ざっくり言うと借りた2800万円中2100万円を繰り上げ返済で支払ったことになります。

 

たまたま私たち夫婦は結婚して3年以上子供がいなかったのと子供が1人だという事もあり、数年間まとまった金額を繰り上げ返済にまわせたという要因もあります。

家庭の事情にもよるので300万円は難しいとしても「とにかくお金を貯めて年末に繰り上げ返済する!」という目標を設定してみてはいかがでしょうか?

 

毎月の「自動口座引き落とし」とは別に「繰り上げ返済」という行動を起こしたからこそ 短い年数で 完済できたのです。 

 

一般的に住宅を購入して ローンを組む場合 、60歳 や65歳までの 30年または35年ローンで設定するケースが多いと思います。

 

住宅ローンの契約をした数日後、 金融機関から ジャバラ式のぶ厚い返済予定表が届きました。 初回の支払日に始まり何十年後の最後の支払いまで 、毎月毎年払い続ける金額が記載されていました 。

 

住宅ローンの返済予定表をめくってもめくっても、自分が払い続ける金額の数字が並んでいて気が遠くなります。

 

そして毎月数万円~数十万円を払っているにもかかわらず、実は元金はなかなか減っていないのです。長いローンで初めに払っているのはもっぱら利息分なのです。 

うーん。もどかしい …そのジレンマから脱出する方法はただ一つ 、繰り上げ返済を行う事です 。

利子の金額に比べれば 繰り上げ返済の手数料 (1万円程度)なんて 安いものです。金融機関によっては無料の場合もあります。

 

 繰上返済の注意点

【繰り上げ返済の注意点】

金融機関等によっては繰上返済金額に制限(10万円以上や100万円以上など)を設けている場合があり、余裕資金をそのまま繰上返済に充当できないことがあります。

また、手数料の違い(1回あたり無料から数万円まで)もありますので、住宅ローンを借りる際には、それらのことも含めて検討することが大切です。

 [引用:一般社団法人全国銀行協会 サイトより]

 

繰上返済は有利?手数料は?住宅ローンの繰上返済 | D.お金を借りる | 一般社団法人 全国銀行協会

 

繰り上げ返済を一回試してみたら 、その効果を実感できますよ!

金融機関にもよりますが繰り上げ返済を実行すると後日、再計算された返済予定表が届きます。ぜひリニューアルされた返済予定表を手にしてみてください!

 

なにかと金融機関の契約や変更手続きって、 細かくて大変ですよね 。なんかハードルが高くて、そのままにしている人多いのかもしれません。 

 

効果的な繰上返済のポイント3つ

①繰り上げ返済するなら早い方が効果的

②繰り上げ返済の金額が大きいほど効果的

③「期間短縮型」繰り上げ返済がより効果的

 

※「返済額軽減型」の繰り上げ返済は毎月の返済額を軽減できる。総支払額(利息)の軽減には③の「期間短縮型」が有利。

 

現状のローン返済額の負担感、今後の教育費のスケジュール、介護や医療費の備え、そして収入、貯蓄を総合的に判断して、無理のない範囲で繰り上げ返済を利用することをオススメします。

 

うーん…考えただけで面倒ですが、そこは気合いを入れて検討してみませんか?きっと過去の自分に感謝する日がきますよ。

 

長年に渡り、無自覚に?無意識に?口座自動引き落としでローン(利子)を支払い続けるのは、 金融機関の思うツボです。 利子がもったいないです 。

 

簡単ではないテーマですが、お金のコト、将来のコト、ご家族で話し合ってみませんか?

 

まとめ

利子の総額に比べれば、繰り上げ返済の手数料なんて安いもの!!

律儀にそのままローン返済表に従う必要はありません!

まだの人は、ぜひ一度、繰り上げ返済を試してみませんか?