仕事や子育てが次第に落ち着いてくる50代位までに自分の趣味をみつけておくことが非常に大切です。「自分の人生を謳歌(おうか)する」ことができれば、自分はもちろん周りの家族も安心です。
私はもうすぐ50代ですが、同じ年代の人たちや親世代の70代、80代の暮らしぶりを見ていると「自分の人生を楽しむ」ことの重要性が見て取れます。
自分の趣味(楽しみ)を確立していない人は、周りの家族や友人または何かを頼ってしまう可能性があります。
周りを頼ることは悪いことではないのですが、かたよりが過ぎると「依存」してしまう危険性があるのです。
自分が好きなこと、打ち込めること、ささやかな楽しみでいいですから、人生の後半までにみつけておけるといいですね。
参考までに私の好きなこと(趣味)は、卓球、ブログ、ガーデニング、陶芸、裁縫、スキー、シュノーケリングです。
なかでも「卓球」は手軽でオススメです。
高齢になっても続けられるスポーツで、体力作りに内容的にも環境的にも理想的なスポーツと言えます。
スポーツの中でも道具やコート代など比較的安価なので、コスパも良いです。
魅力的なスポーツがたくさんある中で、今回は卓球に焦点をあてて「練習したい人」、「試合大会に出たい人」向けに始め方をお伝えしていきます。
卓球の練習をするなら
卓球を始める(再開する)と練習の場面で出会う人により、技術(レベル)の差を目の当たりにします。
温泉卓球しか知らない人が本来の卓球を目にすると、卓球の概念が変わると思います。卓球は回転やスピード、分析と予測を追求するスポーツなので、上達するほど楽しさも倍増していくでしょう。
卓球のレベル、目指すものによって選ぶ練習環境も変わります。
卓球の練習場所
▪運動できればよい
→地域の地区センターやスポーツセンター等
各施設において曜日や時間帯で利用時間が個人と団体で区分されています。
個人利用であれば、予約不要で利用できる施設が多いです。利用料は無料または数百円程度です。
▪初心者で習いたい
→卓球教室(地域のスポーツ施設等で開催されている)
私が住んでいる横浜市の例ですが、区や市が管理するスポーツ施設にて数ヶ月(3ヶ月とか)や通年の期間で週1ペースで行われる卓球教室が開催されています。
3~5段階ほどレベル分けをしたグループで参加者同士で練習を行います。
人数あたりの講師(インストラクター)の割り当ては少ないので、限られた範囲で指導を受けるかたちになります。
料金の目安としては、1回あたりの参加費は600円程度~です。
民間の教室と違い入会金が不要で、料金も比較的安価なので試しやすいです。
開催日や申し込みの期間が限られていることが多いので、まずは自宅や職場近くの施設を調べてみましょう。
▪初中級者で習いたい
→卓球スクール(個人や法人が運営する卓球教室等)
民間の卓球スクールを利用するメリットとしては、空きがあれば「いつでも申し込める」点と、インストラクターのレベルが高く「質の高い指導を受けられる」点があげられます。
各卓球スクールにおいて、グループレッスンとプライベートレッスンがあります。
プライベートレッスンは基本的にマンツーマンで指導が受けられます。(料金 参考例:1時間 5000円~程度)
グループレッスンは各スクールやその日の状況で参加人数の変動がありますが、8人程度のケースが多いです。
大所帯の市民講座と比較して民間の卓球教室は、少人数でプロの指導を受けられる分、料金も高くなります。
入会金が5千円~1万円ほどかかる場合が多いです。
参考までに私が通っている個人経営の卓球スクールは週1(月4回)のグループレッスンで月額料金が13000円(税込)です。
6~8人程度の参加者が2人のインストラクターによる指導を順番に10分ずつ、1対1でおこなう流れです。1日あたり合計20分のレッスンとなり、順番がくるまでの間は他の参加者と練習をおこないます。
プロのレッスンは10分×2(計20分)ですが、練習時間としては合計1時間半~3時間ほど卓球ができます。
卓球の試合に出たい
卓球の試合・大会に出たいと思っても、どうしたらいいのか?わからないですよね。私もそうでした。
市区町村の市民大会やオープン大会、卓球協会や卓球用品の会社が主催する大会など、卓球の試合(公式戦)は通年毎月開催されています。参加費用は1000~1500円程度です。
不慣れなうちは卓球教室や練習で知り合った人に教えてもらうと良いです。
卓球の試合には、個人戦と団体戦があります。団体戦は複数人数を集める必要があるために出場者を探している場合があります。
団体戦で負けたら迷惑がかかるとか、自分のレベルが低いのではないか?など心配な気持ちがあるとは思いますが、勇気を出して大会出場経験者に相談してみましょう。
卓球愛好家の中には、非常に面倒見が良くて「試合の申し込み」の取りまとめ役を引き受けてくれている人が存在します。
身近に頼れる人がみつからなくても、ネット上(スポーツサークル募集掲示板)で練習チームや試合の参加者を募集している団体をみつけることができます。
実際に私もインターネット経由で卓球の練習と試合に参加するメンバーに出会うことができました。
私の年齢からすると知らない人とネットを通じて会うことに抵抗(不安)はありましたが、練習場所が地区センターやスポーツセンターといった公共の施設であり、10人ほど集まるかたちなので実行できました。
ラッキーなことに私の場合は、卓球愛にあふれたリーダーに出会い、試合の申し込みや練習に関して、お世話になりっぱなしです。
半信半疑でしたが、私はスポーツメンバー募集サイトを利用してリアルに卓球仲間をみつけることができました。
各団体によって方針や加入条件等があります。
自分に合うサークルが見つかると良いですね。参考までにURLを載せておきます。
[スポーツ仲間を探す 参考サイト]
スポーツメンバー募集サイト|スポーツやろうよ!
まとめ
仕事や子育てが一段落した時に、注力できることがあると暮らしに活力を与えてくれます。
卓球は練習が楽しいのはもちろん、試合では本気で集中したり、ハラハラドキドキ感が味わえます。
あまりに緊張してサーブを出す手が震えている場面を見かけることがあります。
勇気を出して攻撃をしかけたり、惜しいところで負けたり、大人の真剣勝負です。
卓球の試合にはトーナメント戦もありますが、リーグ戦もあります。
リーグ戦では卓球台の数だけ優勝者がでます。とにかく「優勝」できるってうれしいものです。
あなたも優勝を目指して卓球を楽しんでみませんか?
大人になってから、50代になってから卓球を始める人、増えています。