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5月 犬のフィラリア ノミマダニ予防で知っておくべきこと

2021年5月21日更新
昔は、犬のフィラリア対策について認識が低く、外犬が多い中、飼い主がしてあげる事といえばせいぜい蚊取り線香をたいてあげるぐらいでした。

夫が子供の頃に飼っていたシェルティはフィラリアに寄生されてしまい、動物病院に連れて行った時には手遅れとの判断で安楽死の処置が取られたそうです。
大人になった今でも申し訳ない気持ちを抱え続け、近年飼いはじめたシェルティ犬に同じく「サリー」という名前をつけ、初代サリーの分まで愛情を注いでいます。

現在では犬のフィラリア対策の必要性が飼い主にも、かなり浸透しました。時期に合わせてフィラリア駆除薬を犬に投与することで、犬がフィラリアで命を落とす危険性は、ほぼなくなりました。

4月の狂犬病予防注射に続いて、5月はフィラリア、ノミ・マダニ対策を始めるのは、犬の飼い主にとって恒例の年間行事となっています。私も犬を飼い始めて7年目ですが、今更ながら今回初めて知った事がたくさんありました。

フィラリアの薬にもタイプや使用頻度、入手方法や金額にも選択肢が複数あります。5月に愛犬にするべき飼い主の行動の参考になれば幸いです。

フィラリア駆除の投薬期間

フィラリアは蚊が媒介するため、蚊が活動する期間中は投薬を続ける必要があります。
5月から11月までが一般的な投薬期間ですが、気候差、地域差があります。お住まいの地域の獣医師に相談しましょう。

  • 蚊が出た翌月から投薬開始
  • 蚊が出なくなった翌月まで投薬して終了

※フィラリアが犬の体内に入ってしまったら、すぐに影響がでるのではなくフィラリアの成長途中で駆除するという考え方なので翌月に駆除薬の投与を行います。

フィラリア予防薬は動物病院へ

日本ではフィラリア予防薬は、獣医師による処方が定められています。
獣医師のいないホームセンターや店舗でのフィラリア駆除薬の販売は認められていません。

つまりフィラリア対策の時期が来たら動物病院へ犬を連れて行くということですね。

獣医師が犬の体重にあった用量のフィラリア駆除薬を処方してくれるのですが、まず採血および血液検査を行います。
フィラリアに感染した状態の犬にフィラリア予防薬を投与するとショック反応が出て死亡する場合があるため、血液検査でチェックする事になっています。

フィラリア予防薬のタイプ

フィラリア予防薬には主に3タイプあります。
①食べさせるタイプ:錠剤またはチュアブル
②体に液体をたらす:スポットタイプ
③注射

フィラリア薬の投与間隔

  • 錠剤とスポットタイプは1回/月の製品が多い
  • チュアブルタイプは1回/月と1回/3ヵ月がある
  • 注射は1回/年または1回/半年

フィラリア駆除薬の選び方

動物病院によって取り扱うフィラリア予防薬の種類も異なります。
内服薬、外用薬、注射の中から自由に選べる動物病院もありますし、主に錠剤を処方している動物病院もあります。

愛犬や飼い主の都合で選んでもいいですし、かかりつけの獣医師のオススメのフィラリア予防薬を使用してもいいです。
フィラリア予防薬はタイプによって金額が異なりますし、同じ薬でも動物病院によって料金に差があることがわかりました。

うちの犬のかかりつけの獣医さんは、フィラリアと言えば「ハートメクチン」というフィラリア予防薬を出してくれます。
「ハートメクチン」は安全性が高く使用実績があることから、フィラリア予防薬の代表格でもあるようです。

私は今まで何の疑問も持たず、他と比較することなく選択もせずに、毎年近所の動物病院で出される予防薬を使っていました。

フィラリア予防薬ハートメクチン
よく処方されているハートメクチン

今回、この記事を書くにあたり、フィラリア予防薬について掘り下げてみました。複数の動物病院を調べてみたところ、同一の薬でも料金に差があることがわかりました。

動物病院によって料金差がある

フィラリア予防薬 ハートメクチンの例
犬の体重11.3kg以下の場合
[月1回1錠あたりの薬価の比較]

A動物病院 750円
B動物病院 1000円
C動物病院 1500円

使用期間が約7ヵ月なのでトータルの差額も大きいです。
うちの近所の動物病院ではフィラリア予防薬1ヵ月分1500円で7ヵ月で10500円かかっています。

同じ薬で料金が倍違うのには、驚きました。

毎年かかる費用なので、犬を飼い始めた時に「どの動物病院が良いか」を料金・距離・獣医師の対応など総合的に判断して選んでおいた方がいいですね。私は犬を飼って7年目にして気がつきました。今更、変えてもいいのかな?考えてみます。

便利なオールインワンの駆除薬

近年、フィラリア、ノミ、マダニ、おなかの虫など、複数の寄生虫の駆除に有効なチュアブル(おやつ)タイプの薬が登場しています。
従来はフィラリア薬とは別に、ノミマダニ駆除薬を使う必要がありました。

一つの薬でフィラリアとマダニ他複数の虫の駆除を目的とし、味やカタチがオヤツに近く、犬に食べさせやすく工夫されています。
月に1度与えるタイプと、3ヵ月に1度で済むタイプもあって便利さから人気が出てきたようです。

多機能合剤は安全なの?

フィラリア、ノミ、ダニ、回虫など多くの駆除機能を持つ多機能合剤(オールインワン)の安全性に疑問を持つ獣医師もいる事実があります。

ノミと比べて強い生命力を持つマダニを1ヵ月ないし3ヵ月駆除し続けるほどの有効成分が犬の体内で保持されて大丈夫なのか?

製品として認可されているのですから使用した場合の犬の健康面について過度に不安になる必要はありません。ただし注意書きに「繁殖に使用する犬には服用NG」の記載がある製品があることも知っておきましょう。

繁殖に用いる犬、妊娠中あるいは授乳中の犬に対しては、安全性が確認されていないため、使用を避けること。
[引用:ネクスガード 注意事項より]

  • ネクスガード:繁殖に使用する犬には服用NG
  • ブラベクト:繁殖に使用する犬には慎重投与

内部・外部寄生虫駆除薬の安全性に関しての考え方には個人差もあります。飼い主が認識、納得して使用することが大切です。

スポットタイプについて

フィラリア駆除のスポット剤は、月1回犬の背中の皮フに液体を滴下するタイプの薬です。
体表(体の表面)に広がって薬剤が働くのが特徴です。雨やシャンプーによる効果の低下は少ないとされています。

※スポットタイプとは対照的に、内服薬は犬の体内に入り、薬剤が血液中に取り込まれて循環します。

【外用薬】スポットタイプ=体に液体をたらす
【内服薬】経口タイプ=食べさせる

参考として「レボリューション」というフィラリア予防薬のスポット剤は、フィラリアの他にノミ、ダニ、回虫の駆除に有効です。使用実績が20年ほどあり、副作用が少ないとされています。

ノミ・マダニ対策も

犬の住環境や行動範囲によって、ノミやダニ(マダニ)の駆除、対策を強化します。

公園でお座りするシェルティ
草むら?危ないの?
  • 犬の体や住環境を清潔に保つ
  • 駆除薬(外用薬または内服薬)を投与する
  • 茂みや草むらを避ける
  • 草むらに入る時は服でガードする

犬用 医薬品と医薬部外品

人の場合、処方せん薬とドラッグストアーで買える薬があるように、犬にも動物病院で処方される薬とホームセンターで入手できる薬があります。

フィラリア駆除薬は動物病院のみ扱いがありますが、ノミ・マダニ駆除薬はホームセンターでも購入できます。
ただし動物病院が扱う医薬品と比べて、ホームセンターが販売する動物用医薬部外品は有効成分駆除率が低いとされています。

例)フロントラインプラスの場合(ノミ・マダニ・シラミ駆除)

  • 動物病院で入手できるフロントラインプラス:投与直後の駆除率100%
  • ホームセンターで入手できる動物用医薬部外品:投与後の最大駆除率60%

[参考:フロントラインプラス ウェブページより]
【公式】フロントライン プラス製品情報|犬・猫のノミ予防・マダニ駆除薬・退治


ホームセンターで購入できるノミ・マダニ駆除薬は、医薬品よりも駆除率が低いことがわかりましたが、野山に行かない犬には医薬部外品でも充分な場合もあります。

うちの犬は普段は主に住宅地を散歩しており、たまに野原や自然が豊かな所に遊びに行くこともあります。うちの犬の場合は、ホームセンターで買ったノミ・マダニ駆除薬を使用していますが7年間無事です。(個人の感想です)

オールインワン駆除薬の通信販売

日本ではフィラリアをはじめとする駆除薬については、獣医師の処方、指示が必要とされています。
知らないで通信販売でフィラリア駆除薬を購入しないように気をつけましょう。

外国では動物用医薬品の店舗での購入が許されている国があり、日本への個人輸入という形式で通信販売も行われているのが実状です。ネット通販も見かけます。

動物用医薬品等輸入確認申請等
令和2年9月1日より医薬品医療機器等法の改正に伴い、輸入確認に関する手続きが一部変更になりました。
個人で輸入される動物用医薬品、動物用医薬部外品、動物用医療機器及び動物用再生医療等製品(以下「動物用医薬品等」という。)は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律145号。以下「医薬品医療機器等法」という。)に基づく承認等を受けておらず、日本国内での販売・譲渡は禁止されています。
[引用:農林水産省HPより]

※動物病院にて血液検査を行い、フィラリア予防薬の投与を開始することで、犬のショック反応を回避するという方法が安心です。

犬の血液検査について

血液検査をするには犬の前脚から注射器で採血を行います。

うちの犬はビビりなので、毎年採血の場面になると注射器から逃れようと、すばやく前脚をかわして静かな抵抗をします。
採血の恐怖から獣医さんに牙をむいてうなり出すワンコもいます。

毎年大なり小なり採血を嫌がる犬ですが、初めての時よりは回数を重ねるごとに慣れてきます。飼い主さんのフォローと経験を経て、犬も恐がらなくなります。

私は「前年度にフィラリア予防をしているのに、どうして投与前に血液検査をする必要があるのか?」疑問でした。

蚊がいなくなった翌月までを含み投薬期間が終了しますが、暖冬の影響や時期はずれの蚊が生き残っていたり、最後の月の投薬を忘れてしまったり…何らかの理由でフィラリアに寄生されていた場合を想定しての血液検査なんだと推測します。

まとめ

  • フィラリア予防薬は医薬品のため動物病院で処方される
  • フィラリアほか複数の寄生虫に有効な予防薬もある
  • 寄生虫予防薬はいろいろなタイプから選択できる
  • ノミマダニ駆除薬はホームセンターでも購入できる


犬の飼い始めは、わからないことも多くて戸惑いますよね。何年か犬を飼っている人でも、知らないことが意外にあったりします。この記事で新たな発見をしていただけたならうれしいです。

犬の年間支出〈5月〉

  • ぼうこう炎治療費 11550円
  • フィラリア血液検査・薬代4ヶ月分 9020円

という訳でうちの場合、犬に関する5月の出費は20570円でした。

[犬のために使った金額概算 3~5月累計 33711円]


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