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犬が朝吐く 空腹や寒暖差による不調が原因かも 判断と回復方法

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犬を飼っていれば、犬が吐く場面を目にすることはたまにあります。ところが飼い犬が早朝5日にわたり、嘔吐(おうと)を繰り返しました。朝だけ毎日吐くけれど、あとは普段通りで元気がないわけではありません。

動物病院で診てもらい内用薬を5日分処方され、経過観察したところ、薬を飲み終わる頃には嘔吐がなくなりました。

連日、明け方に犬が吐いたので、ネット検索で調べたところ、同じように困っている飼い主さんが多いとわかりました。愛犬が体調をくずすと心配ですし、どうしたらいいか?戸惑いますよね?

うちのワンコは無事に回復に至ったので、朝吐く犬の状況や受診のタイミング、かかった費用や対処法についてお伝えしていきます。

犬が朝吐く主な原因は空腹

犬の食事時間の間隔が長時間におよんでしまうと、空腹状態となり胃酸が出て吐きやすくなります。

犬が吐いてしまった時には、嘔吐物を確認します。

  • 白い泡=胃液 黄色の液状=胆汁

嘔吐物が白い泡や黄色い液状であれば、空腹による「逆流性胃炎(胆汁嘔吐症候群)」であるケースが多いそうです。

1日2食の場合、犬の食事時間は12時間あけるのが一つの目安とされています。

うちの場合、飼い主の都合で犬の朝ゴハンを7時頃あげているのに対し、夜ゴハンを17時半頃あげていたので13時間半以上経過していました。

日が暮れると飼い犬がそわそわしてくるので、つい早くゴハンをあげたくなってしまうのです。

実は以前は16時半頃に晩ゴハンをあげてしまっていました。獣医さんにアドバイスされて1時間遅らせていたものの、まだ適切な時間になっていませんでした。

今回の連続嘔吐を受け止めて、犬の晩ゴハンは18時半~19時の間にあげることにしました。

空腹の予防として、寝る前に少しの食べ物か(ペット用)牛乳を与えるという方法もあります。

朝吐く犬のケーススタディ

参考としてウチの犬(サリー)の実例で状況と経過をお伝えします。

  • サリー:シェルティ メス6歳
  • 普段はめったに下痢や吐くことはなく、健康
飼い主の足に顔をのせるシェルティ
長い顔をのせて甘えてきます

今年の9月中旬のことです。夏の暑さから一転、急に秋らしい気候に変わり、日々の温度差が大きくなった頃にサリーの嘔吐が始まりました。

特に変わった様子もなく就寝し、明け方になってサリーの体の中から「ギュルギュル、ゲコゲコ…」逆流するような変な音が聞こえてきました。そわそわウロウロした様子で、しばらくするとサリーが部屋の床のすみで吐きました。

当初、オヤツにあげた一口サイズのバナナか何かを丸飲みして、数時間後に吐いたのかと思いました。
これまでに犬用のガムの残りを丸のみして吐いたこともありました。ところが今回は単発で終わらず、連日の早朝嘔吐が続いたのです。


9/8(水)4:00頃 嘔吐 早朝突然、白い泡のようなものを吐く
9/9(木)4:00頃 嘔吐(茶色に点々と真っ赤な血が混ざる)
9/10(金)2:00頃 やわらかいウンチ(普段は夜中にしない) 3:00 嘔吐(茶色に血が混じる)

この日、嘔吐3日目の夕方に動物病院を受診、錠剤の服用開始

9/11(土)4:00頃 嘔吐(茶色に血が混じる) 10:30頃下痢(げり)
9/12(日)早朝の嘔吐なし 午後にひん尿3回のあと下痢
9/13(月)5:00頃 嘔吐(黄色) 6:30頃 下痢に血便が混じる
9/14(火)5:30頃 吐きそうな音だけで嘔吐なし ウンチに血が少し混じる

嘔吐が始まって3日目、犬の嘔吐物にあざやかな血の色が点々と混ざっていたので、動物病院の受診を決めました。

連日の嘔吐 動物病院を受診

調べてみると、犬の嘔吐は心配いらない場合が多いとの記事もありましたが、連日苦しそうに吐いている犬の姿を見て、血が混じっているのも気になり、動物病院へ連れて行きました。

超音波(エコー)検査を含む診察の結果、特に異常はなく「季節の変わり目で体調をくずしているのではないか」ということでした。
1日2回服用のプロナミド錠(5日分)が処方されました。

プロナミド錠は、犬の胃および十二指腸の運動機能低下による食欲不振や嘔吐の改善をはかる内服薬です。

下痢や嘔吐物に鮮血が少し混じっていたので心配しましたが、内服薬をのみ始めて4日目に症状がおさまり、嘔吐しなくなりました。

獣医さんの指示で、オヤツをはじめ消化の悪いもの(野菜や果物)は、当分控え、食事は普段通りあげてよいとのことでした。
空腹の時間が長くならないように配慮して、ゴハンをあげるようにアドバイスされました。

サリーの食欲に変化はなく、朝も晩もゴハンを残すことはありませんでした。

診察内容と費用

診察 ¥1000 およびエコー検査 ¥1500、皮下輸液(点滴) ¥3200
薬代 ¥1000

合計費用は、7370円(税込み)かかりました。

犬の嘔吐が続く場合

空腹や体調不良(季節の変わり目など、ストレス等の影響で)で胃腸の粘膜が荒れてしまうと、回復するには日にちがかかるようです。

犬が朝に吐くようになって3日目、5日目となると犬も飼い主も大変です。
犬もつらそうに吐いていますし、お世話やあと片付けをする飼い主もしんどいです。お互いに眠りを妨げられていますからね。

それから私は、犬を見守りながらスピーディーにあと片付けができるように、ティッシュペーパー(紙類やぞうきん)を捨てるためのビニール袋、掃除用スプレーなどを近くに用意しておくようになりました。

ほっぺをなでられるシェルティ
大丈夫。じきに良くなるよ

うちの犬を見ていると「吐いて悪いことをした」といった様子でしょんぼりしているので、声をかけて安心させてあげるといいですね。

サリーの場合、嘔吐がおさまるまでに1週間かかりました。

まとめ

もしも朝だけ犬が連日吐くような場合は

①食事の間隔
②気候の変化(暑さ寒さ)がこたえた
③調子をくずして胃腸が荒れている

主に3つの原因が考えられるので見直してケアしてあげましょう。


愛犬が嘔吐を繰り返すと心配になってしまいますよね。
病気や誤飲の可能性も視野に入れて、犬の排泄(はいせつ)状況や食欲、元気があるかどうかを総合的に判断して、必要に応じて動物病院へ相談することをおすすめします。



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