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犬の歯グラグラ 歯周病になって初めて後悔する飼い主

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7歳の飼い犬が歯周病であることが判明し、全身麻酔で歯石取りと抜歯の手術を受けました。飼い主として、愛犬が6本の歯を失った責任を痛感しました。

歯周病の恐ろしさは、ぱっと見ではわからないところです。
うちの犬の場合、「奥歯が茶色っぽくなってきたな」「前歯に黒い点ができているな」と気付いた時には、もう手遅れになっていました。

歯を失って初めて、飼い犬に牛乳やバナナを与えていたことや、ハミガキが充分でなかったことを後悔しました。
犬の(歯の)健康について認識が本当に甘かったです。

犬の歯がズレている
歯並びが悪くなった

知らないと後々、ワンコ(ニャンコも)や飼い主がとても悲しい思いをするので「犬のハミガキは毎日した方が良い」ことをぜひ知ってもらいたいです。

人間ですらハミガキを毎日おこなっていても虫歯や歯周病になる人はいるので、動物なら尚さら完璧にはできないでしょう。

完全に予防することはできないものの、飼い主が犬の生活習慣を意識することで可能な範囲で「犬の歯と健康」を守ってあげたいですね。

犬もハミガキは毎日必要

犬の歯磨きについては、これまで3日に1回、歯石になる前に行いましょうというのが定説でしたが、最近では「毎日のハミガキ」を獣医師が推奨しています。

はみがきガムは喜んでもハブラシを嫌がる犬は多いです。
はみがきシートなど、犬のハミガキアイテムの中でもやはりハブラシがかかせません。

子犬の時からハミガキ習慣

犬も低年齢のうちからハミガキの習慣を身につけることが大切です。
犬も成長して自我がでてくると反抗するかもしれませんし、飼い主も「そのうちやればいいや」と思っているとハミガキの定着が難しくなります。

まさにウチが悪い例ですね。
フィラリア予防等で動物病院に行く度に動物看護師の方が「ハミガキはしていますか?どれくらいの頻度でやっていますか?」とアドバイスしてくれていました。

うちの犬が4歳になる位まで私は、他人事みたいに考えていて「月に数回ハミガキしています」と答えて、動物看護師の方に「もっとマメにハミガキしないとダメですよ」と再三言われていました。

私が子供の頃に犬を飼っていた時代には、犬のハミガキなんてやったことも考えたこともありませんでした。

飼い主の意識改革が重要でした。犬を飼い始めたら即、ハミガキは必須のルーティーンとなります。

犬が歯周病になってわかったこと

  • 毎日ハミガキした方がよかった

うちの飼い犬のように週に1~2回のハミガキでは不十分でした。

  • 牛乳を与え過ぎた

室内飼いしているので、家族が冷蔵庫の牛乳を取り出すたびに大急ぎでかけつけて愛くるしいまなざしで見つめてくるので、ついみんな飼い犬に少しだけ牛乳をあげてしまう毎日でした。

牛乳に含まれる乳糖が虫歯の原因になると認識していませんでした。

  • バナナは歯に悪影響

愛犬の喜ぶ顔見たさに、おやつにバナナをよくあげていました。
バナナは糖分が高く、粘着質で歯にくっついて残りやすいので虫歯や歯垢・歯石になりやすかったのです。

歯周病のサイン

犬の歯周病のサインとしては、「歯の汚れ」、「歯グキがはれる・赤くなる」、「口臭」、「鼻水」があげられます。

うちの犬の場合は、口臭や歯グキの異常は感じませんでした。サラサラした鼻水はよくたらしていました。
上の前歯と歯グキの境目に黒い点がついていて、ハブラシでこすっても取れないので気になっていました。

犬の前歯に黒い点が見える
上の前歯の歯茎寄りに黒い部分が…

歯の黒い点について調べてみると「基本的には犬は虫歯になりにくい(ならない)」ということでした。

なんだか飼い犬の歯並びが悪くなった気がすると感じていたある日、ハミガキ中に下の歯の1本がグラグラしていることがわかりました。

びっくりして動物病院で診てもらったところ、「歯周病で最低でも3本は歯を抜かなければならない」と獣医さんに言われました。

シェルティ7歳歯周病

うちの犬の場合、歯がグラグラしだしたので動物病院で診てもらった結果、全身麻酔で抜歯手術をおこなうことになりました。獣医師の判断で6本の歯を抜きました。

歯周病におかされている歯を残したままにしておくと、アゴの骨が溶けたり、顔に穴があいてしまったり、内蔵疾患の恐れがあるので抜かざるをえないのです。

抜歯手術の際に初めて歯のお掃除(歯石取り)もやってもらいました。

今になって思えば、2~5歳位までの段階で全身麻酔による歯のクリーニング(メンテナンス)をしておけば良かったのかもしれません。


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まとめ

全身麻酔による犬の歯石取りのタイミングや頻度、必要性については、いろいろな考え方があります。

犬が歯周病になってから後悔しないために、毎日の暮らしの中での注意点をまとめておきます。

  • ハブラシを使って犬の歯磨きを3日に1回はおこなう(本当は毎日が理想)
  • ハミガキガムやデンタルロープは補助的にもちいる
  • 果物や牛乳、犬用のオヤツで糖分を含むものは避ける
  • (犬の年齢が進む前に歯の検診や歯石取りを検討する)


[参考サイト]
手遅れにならない為に(抜歯をしたくない方へ)|パーク動物病院【歯科】|愛知県安城市の犬と猫の動物歯科