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毎年かかる犬の固定医療費 料金プラスαの動物病院の選び方

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2021年10月10日更新
犬を飼い始めた頃、自宅から徒歩圏内の複数の動物病院を比較検討してみた結果、一つに決まりました。以来ずっと同じ獣医さんにお世話になっています。選んだ理由は良心的な料金設定と信頼できる獣医師だからです。

診察のついでに無料で犬のツメを切ってくれるのと、先生の人柄も魅力です。(一般的な動物病院では犬のツメを切ってもらうと千円かかります)

うちのかかりつけの獣医さんは、ちょっとクセのあるキャラクターですが動物愛が強く、人より動物の味方です。犬の為には時に飼い主に厳しいアドバイスもします。

犬を飼うと予防接種などの必要性から毎年、動物病院にお世話になることになります。

近距離内に複数の動物病院があったら、かかりつけの獣医さんを決めておくと、犬も病院や先生に慣れてきたり、獣医師が犬の性格や特徴を覚えてくれるようになります。

今回は「どの動物病院が良いのか?」選ぶ上でのポイントについて見ていきましょう。

犬に毎年必要な注射と予防薬

犬を飼うと、ケガや病気でなくても毎年動物病院へ行くことになります。
「狂犬病予防注射・混合ワクチン接種・フィラリア対策」の3つが必要だからです。

法律で義務化されているのは狂犬病予防注射だけです。混合ワクチンの接種とフィラリア予防薬の投与については、任意とはいえ必要性から多くの飼い主がを愛犬に行っています。

ということで、毎年の固定費用とも言える「狂犬病予防注射・混合ワクチン接種・フィラリア予防薬」の料金を比較することで動物病院を選ぶ判断材料になります。

狂犬病予防注射料金比較

うちが利用中の動物病院 3350円(税別)
検索でみつけた動物病院 2750円(税別)

注射済票交付手数料 別途550円は共通

犬6種混合ワクチン代

犬種や飼育環境により5~12種の混合ワクチンを摂取します。
一例として6種混合ワクチンで比較しました。

うちが利用中の動物病院 7500円(税別)
検索でみつけた動物病院 6000円(税別)

フィラリア予防薬料金

うちが利用中の動物病院 1500円 月1回1錠
検索でみつけた動物病院 750円 同一の薬

7ヵ月間の投与が必要なので1シーズンで差額が合計5250円になると判明!

血液検査料金

血液検査の方法は複数あるようですが、予防薬投与前にフィラリア感染の有無を調べることが目的です。

うちが利用中の動物病院 2200円

利用中の動物病院の料金が安いのか高いのか知るために、近隣の動物病院に、フィラリア予防薬投与前の血液検査の料金を電話で確認してみました。
A動物病院:2500円
B動物病院:8000円

今回改めて調査した結果、利用中の動物病院は自分の直感通り、料金も安いことを再認識しました。結果オーライでした。

動物病院によって料金が違う

毎年の固定費用とも言える狂犬病予防注射、6種混合ワクチン、フィラリア予防薬の3項目でかかる費用について、料金が安い動物病院と高い動物病院で比較してみました。

犬の場合、病気やケガをしなくても必要経費で比較すると、動物病院の選び方によって料金に約7000~15000円/年も差が出るという試算結果となりました。

犬の寿命を15年と仮定すると、動物病院の選び方次第で犬の一生分で12万円以上の差額となります。

沈黙する猫
猫より犬の方が病院に用があるのです

もちろん動物病院の診察の内容や、先生との相性なども重要なので、料金は動物病院を選ぶ判断材料の一つです。


私はこれまで全くと言っていいほど、料金比較をせずにペットの医療費を払っていました。
動物病院によって、こんなにも料金に差があるんですね。

各予防薬の料金一覧と取り扱い動物病院を掲載したサイトがあります。料金比較の参考になりますよ。
https://ppmc.co.jp/price


動物病院の選び方

何を優先したいかは人それぞれですが、動物病院を選ぶにはいくつかポイントがあります。

動物病院選びのポイント

  • 獣医師の方針や対応が飼い主と犬に合う
  • 距離が近い(いつでも短時間で行ける)
  • 設備の満足度(院内や駐車場など)
  • 料金の違い
  • 診察日・休診の曜日と時間をチェック


[他にも知っておきたい違い]
診察料に視診や爪切り、耳そうじ、肛門腺しぼりを含んでいる動物病院もあります。

ほかには初診登録料を徴収していたり、初診料・再診料の設定についても動物病院によって差があるようです。
「診察料はかかりません」とホームページ上に明記している動物病院も存在します。

一般的に、犬のケガや病気で受診する際には診察料がかかりますが、予防接種やフィラリア対策時には診察料はかかりません。

診察料や各種料金をウェブサイトでわかりやすく公開している動物病院であれば、選択肢として比較検討しやすいですね。さらにウェブで事前予約ができる動物病院は便利ですよね。

ネット予約ができたり、診察時間や料金をウェブ上に掲載している動物病院はまだ少ないのが現状です。

急患時の対応は

ペットはいつケガをするかわかりません。
夜間も手術を含めて、受付対応している動物の救急医療センターも存在します。万一の場合に備えて、最寄りの動物の救急病院について把握(はあく)しておくと安心です。

個人経営の町の動物病院においても診察券をみると、「急患随時受付」と明記してくれています。

以前、うちの犬がマスクを飲み込んでしまい、よりによって日曜日の夜8時過ぎに2つの動物病院へ電話をかけた経験があります。

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1つ目の獣医さんは、自宅と動物病院が別の所在地で先生が飲酒されていたこともあり、別の動物病院(救急医療センター:休日夜間受付)を紹介してくれました。
2つ目の獣医さんは、建物が自宅兼動物病院だったこともあり、夜間対応を受け入れてくださいました。

動物病院でもらう健康手帳
各動物病院でもらった健康手帳

泊まり預かりOKの動物病院

ペットホテルやお預かりを行う動物病院なら、いざという時に心強いですよね。

飼い主の急用のみならず、私用や旅行で家を空ける時にペットを預けられます。獣医さんのところなら、ペットの体調管理の面でも安心です。

ちなみに私がお世話になっている動物病院では犬のお泊り料金は、1日2回のお散歩付きで1泊3300円です。しかも翌日は診察時間内の夜19時までにお迎えにいけば1泊料金に収まります。


私が住むエリアでは中型犬は1泊4000円前後という料金が一般的のようです。
[横浜市内のペットホテル 参考例]
ペットホテル1泊料金(猫・犬)
 ~6kg未満  ¥3,500
6~20kg未満  ¥4,500
 20kg~   ¥5,500

トリミングもできる動物病院

ペットホテルさらにはトリミングも受け付けている動物病院を見つけました。
ペットサロンでシャンプーやカットを行っているワンコであれば、トリミングもできる動物病院は魅力的ですよね。

まとめ

あなたのお家の周りでも、新たに動物病院が増えてきていませんか。
どの動物病院を選ぶかは「獣医師、料金、距離」の要素が大きいです。
犬の毎年の固定費とも言える「狂犬病予防注射、混合ワクチン、フィラリア対策」で料金比較してみましょう。

他にも、ペットホテル、トリミング、しつけトレーニングなど付加サービスも動物病院選びの参考になさっては、いかがでしょうか。


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