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住み替えて良かった!暮らしやすい街・物件の選び方

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現在、引越・住み替えを検討する人が増えています。どこに住みたいか?エリア・町選びは重要ですよね。

「住みよさランキング 2021 全国総合トップ50」によると、昨年に引き続き「石川県の野々市市」が1位となりました。

2019年は「石川県の白山市」が、2012~2018年までは7年連続で「千葉県の印西市」が1位でした。

東洋経済『都市データパック』編集部が1993年以降発表している住みよさランキングは、“住みよさ”を表す各種指標について偏差値を算出して、その平均値を総合評価とし順位付けしている。
[引用:東洋経済 ON LINEより]

「住みよさランキング2021」全国総合トップ50 | 住みよさランキング | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

最新ランキングで2年連続1位の野々市市(ののいちし)は、石川県のほぼ中央に位置した新興都市です。
野々市駅は、JR北陸本線「金沢駅」から6分ほど、市内には複数の大学が立地しています。前回1位だった白山市と隣接しています。

ランキングの指標が近年変更される前まで7年連続でトップだった「千葉県の印西市」は、千葉ニュータウン中央駅が北総鉄道・京成電鉄で結ばれており、商業施設も充実。周辺の複数の駅のエリアで人気を集めています。


市や街のランキングには、多角的な評価や指標指数に基づいたものからイメージ先行のものまであります。 
「住みたい街ランキング」や「住みよさランキング」など、順位の付け方がいろいろあることをふまえて参考にするといいですね。

近年、私は高齢の両親に住み替えを提案し、実現しました。
父も母も私も住み替えを実行して本当によかったと感じているので、実体験をもとに移住先・引越先の選び方やポイントをお伝えしたいと思います。
 

横浜エリアで住みやすい街は?

横浜エリアで人気の街と言えば「たまプラーザ、みなとみらい、元町・中華街、横浜」などがあげられます。

桜木町駅からの眺め
開発が続く街 みなとみらい地区

私の住む横浜市にも「港北ニュータウン」という街があり、駅周辺には商業施設、市役所、図書館、体育館、病院…と生活に必要な施設が軒並みそろっています。
市営地下鉄(ブルーライン・グリーンライン)が通る街で、主に「センター南駅」、「センター北駅」周辺が「港北ニュータウン」と呼ばれています。

スーパー、ショッピングモール、ホームセンターなど各種店舗が立ち並び、買い物には困りません。

ここ20年ほどで急速に開発が進んだ街で道路も鉄道も近代的に整備されています。電柱はなく地面に埋没(まいぼつ)されています。

駅前や街を通る道路が広く設計されており、公園、緑地、緑道も広範囲に存在しています。施設、道路、自然環境が計画的に整備されていて生活の利便性が評価できます。

住みここちランキングにも港北ニュータウンの周辺エリアである「中川、北山田、都筑ふれあいの丘」がランクインしていました。

すみここちランキング画像
住みここちランキング

 
[引用:神奈川県版 住みここち(駅)ランキング トップ10より]
神奈川県の住みここちランキング 3位「横浜市青葉区」、2位「横浜市西区」、1位は?(1/2 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン

実際に住んだ人の評価で順位付けされているデータの方が信頼できますよね。トップ10から見てとるに「関内エリア、港北ニュータウン」の評価が高いことがわかりました。

高齢者に恩恵のある街選び

高齢者向け福祉サービスの一つとして、横浜市では70歳以上の希望者が利用できる敬老パスを発行しています。

横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン、金沢シーサイドライン、市内の市営・民営バスに敬老パスで無料で乗車できます。路線が多くメリットも大きいです。
交付には年収に応じて負担金がかかります。(私の両親の場合は、負担金は各自数千円程度/年と聞いています)

[横浜市内の乗合バス]
横浜市営、川崎市営、江ノ電バス、小田急バス、神奈川中央交通、フジエクスプレス、川崎鶴見臨港バス、京浜急行バス、相鉄バス、大新東、東急バス、横浜交通開発
※民営バスは原則として、「乗る場所」、「降りる場所」のいずれかが横浜市内の場合は市外の区間も利用可能

両親が住んでいた川崎市では、高齢者向けに交付される乗車証はバスのみ対象です。(川崎市内には市営の鉄道が走っていない)
 
敬老パス(高齢者乗車証)の恩恵を発揮するには、都営や市営または提携している民間の交通機関が充実したエリアを選ぶと良いでしょう。

住みかえを考えるきっかけを作る

私の実家は両親が40年ほど前に購入した建て売り住宅で川崎市内にありました。東急田園都市線の最寄り駅まで徒歩12分ほどでした。とても小さな駅で、周辺の商店も少なく、とにかく住宅が建ち並んでいます。

ブランドイメージはとても良い沿線ですが、飲食店も商店も少ない、まさに住宅地でした。

車があれば問題なく暮らせますが、両親は運転免許を持っておらず、母は自転車にも乗らないので先々買い物が大変になることが予想されました。

 

私:「よしっ!高齢の両親の移住先は、港北ニュータウンのどこか駅に近いマンションを探そう!」

 

港北ニュータウンの中でも通勤通学に便利な駅は家賃が高く、月15万円の予算をオーバーしてしまいます。予算内に収まる駅で物件検索を始めることにしました。

物件選びの条件と希望を整理する

<賃貸マンション検索条件>

  • 家賃15万円以内(管理費等諸経費含む)
  • 駅から徒歩5分程度
  • マンション近くに食料品・日用品の店、病院がある事
  • 3LDK(リビング広め)

不動産会社の店舗に行かなくても、インターネット検索で条件に応じた物件抽出ができるので本当に便利ですね。
 

<希望と考慮する点>

  • 眺望が良い事(父希望)
  • 友人宅、子供の家から遠くない街
  • 2階以上(夏暑い最上階を除く)
  • 建物にエレベーターがある事

 

「港北ニュータウン 賃貸マンション」で検索すると、HOMESやSUUMOなど複数のサイトが出てきます。各不動産会社のサイトでは、希望の複数の条件に合わせて物件を抽出できるので便利です。
 

<物件の検索条件の項目>
路線、駅 地域
賃料
間取り
占有面積
駅徒歩分
位置(2階以上)
相談(高齢者歓迎 ペット相談可など)
エレベーター
周辺環境(スーパー800m以内など)
他にもオートロックや築年数など、項目を細かく設定できます。私は上記をメインに絞り込んでみました。

横浜市営地下鉄ブルーラインの○駅と□駅の物件、数件のマンションを候補に選びました。

 

試しに内覧に出掛けよう

私は食事会(孫の誕生会ランチ)の後に両親を物件の内覧に連れて行くことにしました。私は両親に話をした上で港北ニュータウンにあるレストランを予約しました。
 

色とりどりのサラダ
ランチの後は内覧へ

私は両親に「誕生会ランチの後に、不動産会社の店舗に寄って、試しにマンションの内覧に行くのはどうか?」聞いてみました。

母:「お母さん、マンションに住みたいから見てみたい」

父:「別に行って見るのは構わない」

両親の内覧OKが取れたので、私はランチのお店から近く、物件候補にもほど近い不動産会社に電話予約を入れておきました。
 

内覧に行くまでが長い

事前に不動産会社のサイトで物件を吟味してデータをお気に入り登録。電話予約の際にも「エリア、家賃目安、3LDK」と主な希望条件は伝えてありました。
ところが私たちが入店して1時間以上たっても、スタッフがカウンターのパソコンで物件検索を続けていました。

スタッフいわく、選択しは多い方が良いという感じで延々、画面内で物件を探しつづけています。内覧もまだなのに、両親にもだんだん疲労の色がでてきました。

私:「とりあえず今日はイメージをつかみたいので、何件か内覧に出掛けましょう!」

物件を見た日に契約するのはNG

不動産会社のスタッフを促して、ようやくマンションの内覧に出かけました。
スタッフは男性1人から2人に増え、計5人で車に乗り込みます。

1件目

3人:「うーん。3LDKでも使いづらそう…」はい次

2件目

私:「へー、なかなか良い感じ…スーパーの隣だし、駅にも近くて便利!」

母:「キッチンもリビングもいいわね。隣室の扉を全開にしたら、ひと続きになってリビングがとても広くなるのね。寝室も使いやすそう…」

父:「うん。暮らしやすそうだね」

 
母が物件を気に入っている様子が伝わってきます。

不動産会社の人:「この物件は立地も部屋の作りも良いので、他にも内覧の予定が入っています」

母が私に耳うちします。「すごく気に入ったんだけど、今契約したらダメよね?」

私:「今日の今日で、まだ2件しか内覧してないし、重要な事は即決しちゃダメッ!他の人に契約されても、それはしょうがない」

母:「そうよね」

私:「良い物件ですが、まだ2件しか見ていないので、今日は他にご紹介がなければ失礼します」

 

私:「他にも良い物件あると思うから探してみるね。今日はお疲れ様でした」

両親:「今日はありがとう」

この内覧の日が初めの一歩となりました。
その後、両親と私は力を合わせて物件を探し、内覧を重ね、実家の断捨離をすすめました。ついには40年暮らした家(土地)からマンション(新天地)へ引越しました。

作業は大変でしたが「住み替えて本当に良かった」と父も母も喜んでいます。 

まとめ
  • 住み替えの提案。物件の内覧をしてみると現状とは別の選択しがある事が体感できます
  • 高齢になると考え方の幅も狭くなります。暮らしについて見直してみませんか
  • 先々の生活を考えて、引越するのも一案です(私の両親は引越をして快適な生活を手に入れました)

 
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