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後悔しないペット保険の選び方 まずは12歳の保険料をチェック

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ペットの具合が悪くなったりケガをして動物病院へ駆け込んだ時に、請求された動物の医療費が高くてびっくりする飼い主さんは多いと思います。

私もその一人で、飼い犬がマスクを飲み込んでしまい、開腹手術になるところで「手術代30万円」と獣医さんに告げられて衝撃がはしりました。

幸い、飼い犬が一晩かけてマスクを吐き出してくれたおかげで30万円を払わないで済みました。その時にペットの高額医療費のリスクを痛感し、「ペット保険」に加入しました。

ペットの保険にもいろいろとタイプがあるのですが、うちの場合は「入院・手術保険」にしました。もう5年以上更新を続けていますが、保険を使ったことはないです。

もしも犬に手術が必要になった時に、高額ゆえに「手術をする・しない」を迷いたくないという気持ちから、ペット保険を継続し、保険料を払い続けています。

以前ペット保険をやめようか迷った時に、ネット検索してみたら「ペット保険には入らないで正解」や「ペット保険に入っていなかったことに後悔」など人によって意見がわかれました。
正解はひとつじゃないですが、ペット保険について知り、考えをめぐらすことは大事なのではないでしょうか。

ペット保険の選び方

ペット保険の内容を大別すると2種類のタイプがあります。

①入院手術のみ保険適用で通院は対象外
②入院手術+通院から補償

つまり何十万円という高額医療費に備えた保険にするか。
それとも通院含めて医療費全般の自己負担額をおさえる保険にするかという選択になります。

ペット保険料の相場を知る

価格ドットコムのペット保険比較で「犬種・年齢」を入力して一覧表が出せます。メールアドレスの入力をせずに13社の簡単比較ができて便利です。

価格.com - ペット保険 比較 2021年人気ランキング | 動物保険


通院、入院、手術をカバーする保険で自己負担率が70%のものが多いです。
免責金額や条件等、各社により多少の違いがありますが、「中型犬6歳」で試算した結果、13社で保険料に差が出ました。

[通院・手術・入院を補償するプラン11社]
もっとも安くて月額2930円(年払い31950円)
もっとも高くて月額6050円(年払い66010円)

[通院は補償対象外のプラン2社]
月額1850円(年払い20220円)補償割合70%
月額2370円(年払い27590円)補償割合90%


補償範囲が広い分、保険料は高くなるので両方のバランスを考えて、自分に合った保険プランを選ぶことになります。

ペット保険 保険料を抑えるには

単純に「通院」が補償対象外のプランは、保険料が安くなります。

私は「入院および手術」が補償されるペット保険を選びました。通院は補償対象外です。

うちの場合はペットの医療費は基本自腹と割り切って、もしもの場合の重い病気や大きなケガでは保険を頼るというスタンスです。(個人的な感覚としては1万円程度の通院治療費なら払えるので、数万円~数十万円かかる入院・手術代は自己負担額をぐっとおさえたいという考え方です)

通院が除外で補償範囲が狭い分、保険料がおさえられます。
それでいて、いざという入院手術の際には8割(プランの%による)補償してくれるので、金額的にも精神面でも負担が軽減できます。

うちが加入したペット保険

加入当時の「あんしん少額短期保険(株)」から現在の「楽天少額短期保険(株)」へ社名変更しています。
月々680円~のペット医療保険の広告にひかれ、あんしんペット保険のプラン「L・M・S」からもっとも補償内容がシンプルで保険料の安いSプランに加入しました。

私が加入したプランは販売を終了しており、更新に限って契約時のプランを継続できています。
[補償内容:入院手術保険]
支払割合:80%
免責金額:14000円
補償範囲:手術と連続する入院を14日間まで補償
支払限度額:1回につき50万円まで
回数制限:年2回まで

プランL・Mは通院から保険適用となり、使用回数の制限もありません。支払限度額は70万円/回。
プランLは免責金額14000円がないので、治療費の多くを保険でカバーできる可能性があります。

※補償内容が手厚いプランは保険料も高額になります。

適用範囲が広いペット保険のプランと言えども、医療費のすべてを補償してくれるわけではありません。避妊手術や歯科治療(予防)など補償対象外の時由もあるので、契約内容をよく確認しておくのが理想的です。

犬種によりかかりやすい病気

「純血種」は特定の病気にかかりやすいという事実があります。
[参考文献:一生使える愛犬の病気大百科 長谷川正昭監修 主婦と生活社]

  • ダックスフンド、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク:椎間板ヘルニア
  • チワワ、トイ・プードル、ヨークシャー・テリア、ポメラニアン:★膝蓋骨脱臼
  • パグ、シー・ズー、ブルドッグ:軟口蓋過長症、★気管虚脱
  • ラブラドール・レトリーバー:★股関節形成不全

私が加入中のペット保険の約款(やっかん)では、上記★印は対象とならない事由として掲載されていました。

犬種や年齢で変わる保険料

ネット上にはペット保険の比較ができるサイトもありますが、加入時の年齢の保険料しかわからなかったり、メールアドレスを入力する必要があるものもあります。

ペット保険は年齢で保険料が変わるので、加入時だけではなく将来にわたり保険料の上がり方に注意が必要です。

階段のシェルティ犬
ずっと健康で長生きしてほしい

ここでは保険選びの参考として、楽天ペット保険のずっといっしょ[もっと]を例に見ていきましょう。
0歳から10歳までの保険料が一覧で掲載されているので、先々かかる費用がひと目でわかります。

保険料が安い順に「入院手術プラン」「通院つき50プラン」「通院つき70プラン」と3プランあります。
通院つき70(50)プランとは、通院から保険対象で補償割合が70(50)%です。
手術の上限額は15(12)万円/回で補償割合がかならずしも70(50)%と限らないので注意が必要です。

申し込みする前には詳細もチェックすることが大切ですね。

プランの条件や詳細が確認できます。
ずっといっしょ[もっと]のプラン|楽天ペット保険


まずおおまかに見ていきましょう。
犬種というか「大型犬・中型犬・小型犬」の3区分となっています。

次に、犬の年齢によって保険料が変わります。
0~1歳は先天性の病気やケガ等のリスクがあるため保険料は数千円程度高めに設定されています。
ウェブ上に掲載されている0~10歳までの保険料を参照すると、もっとも安いのが2歳で、高いのが10歳です。

[入院手術プラン 2歳→10歳保険料]
小型犬:¥8,190→¥35,290/年払
中型犬:¥9,750→¥41,970/年払
大型犬:¥12,240→¥52,610/年払

[通院つき50%プラン 2歳→10歳]
小型犬:¥15,630→¥54,690/年払
中型犬:¥18,300→¥65,640/年払
大型犬:¥23,240→¥80,420/年払

[通院つき70%プラン 2歳→10歳]
小型犬:¥20,600→¥71,840/年払
中型犬:¥24,600→¥85,240/年払
大型犬:¥30,700→¥103,750/年払

年齢を重ねるごとに段階的に保険料は高くなっていきます。
「11歳以上の更新保険料は当社までお問合せください」と注意書きがあります。

実は12歳の保険料が一番高い設定になっているプランが多いです。

ペット保険 年齢制限は

犬が歳をとってから、いざ保険に入ろうとして年齢制限で入れないなんてことにならないように注意が必要です。

ペット保険会社各社では新規加入時の年齢を7~12歳程度と制限している場合が多いので、8歳になる前に保険をどうするか検討しておくことをオススメします。

8歳や12歳以降でも加入できるペット保険の会社やプランも存在しますが、当然保険料は高くなってきます。

Q2.ペット保険加入の年齢制限はありますか?
【A】ペット保険では新規で契約できる年齢の範囲は決まっており、0歳から10歳程度までが一般的ですが、12歳や13歳でも加入できるものもあります。
また、継続する場合は18歳や20歳までや終身というものもあります。
[引用:楽天保険の総合窓口ウェブサイトより]

加入中のペット保険の使用状況

うちの犬(6歳)の場合、今のところ保険を使ったことはなく、毎年ひたすら保険料を払い続けています。

犬の治療費と保険書類
保険を使わないで済んでいます

うちの犬はケガをしたことがなく、病歴は膀胱炎(ぼうこうえん)が2回です。
ぼうこう炎1回目は食事療法で、2回目は投薬治療を行い、各12000円程度の治療費がかかりました。そうそう子犬の時にマスクを誤飲した際には吐く薬を投与(夜間診療)で5000円支払いました。

という訳で、これまでにワクチンやフィラリア予防薬以外で、犬の治療費として支払った金額の合計は6歳現在で約3万円でした。

www.midoer.work
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今のところ、うちの犬は0歳で保険に加入して6歳の現在に至るまでは、最小限の補償プランで正解だったと言えます。
犬は6歳頃からシニア期に入るので病気のリスクも増えるので、保険内容の見直しが必要かもしれません。

愛犬がずっと健康で過ごすかもしれないし、病気になってしまうかもしれないし、その時になってみないとどの保険プランが正解なのかはわかりません。

中型犬の保険料 参考例

今回改めてよく調べてみて、加入中の保険が保険料の負担が少ないプランであることを認識しました。現在では存在しないくらい安価な保険料だとわかりました。

[ペット手術保険Sプラン保険料]
入院手術時のみ適用の保険、中型犬の例です。

新規加入1歳 8500円/年額
継続  2歳 8420円/年額
継続  3歳 8980円/年額
継続  4歳 9千円台/年額
継続  5歳 10100円/年額
継続  6歳 13930円/年額

うちは飼い犬が1歳前にペット保険に加入し、保険料の年額は8500円でした。
これまで更新を続けて毎年千円位ずつ保険料(年額)が上がっています。

今回届いた継続のお知らせで、5歳→6歳は保険料の値上げ幅(年額)が3000円近く高くなることがわかりました。犬は6歳を過ぎる頃からシニアの仲間入りをするそうなので、病気やケガのリスクの増加とともに保険料もアップするわけですね。

今後犬の年齢とともに保険料がどこまで値上げになるのか不安になって、電話で問い合わせてみました。
6、7、8歳では毎年約¥3000アップで、9歳以降12歳までは毎年約¥1000アップとなります。

保険料は12歳がもっとも高く¥23750で、13歳、14歳で数十円下がり、その後は¥23690で変わらないとの事でした。
うちが加入中のペット保険は最高でも年額23750円ということがわかったので、ある意味安心しました。

一般的にシェルティの寿命は12歳前後と言われています。ペット保険を考えることは愛犬の暮らし、将来、命に思いをめぐらすことなんですね。

まとめ
  • ペット保険は加入時の保険料だけではなく12歳の保険料をチェックしておく
  • ペット保険加入時の年齢制限(7~12歳程度)にご注意
  • 補償内容が手厚いほど保険料は高くなる
  • 通院を補償対象にするかどうかで保険料に差が出る

保険選びは、補償内容と支払い金額のバランスがポイントになります。納得がいくプランがみつかるといいですね。

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