飛行機の搭乗券が紙からデータに変わり、スマホを使ってチェックインするのが主流になってきています。
搭乗者のEメールアドレス等を登録しておくことで、出発日が近づくと航空会社からメールが届きます。
メールの案内にしたがって、ウェブサイトより座席指定、アレルギーやビーガン対応の機内食のリクエスト、オンラインチェックイン等の必要な入力をおこないます。
私は無料で自ら座席指定(並び席指定)をするために、出発前の開放時間(エールフランスは出発30時間前から可能)を待ってオンラインチェックインの手続きをおこないました。
アルファベットと数字混在で6ケタの予約番号があれば、自ら座席指定(オンラインチェックイン)ができます。
ツアーの場合でも旅行会社にフライトの予約番号を問い合わせすれば教えてもらえます。
ところがオンラインチェックインの完了にともない受け取った書類が｢搭乗券｣ではなく｢搭乗確認書｣となっているので、私は非常に不安になりました。
本来であれば｢搭乗券 ボーディングパス｣となっているはずのものが｢搭乗確認書｣となっているのです。
｢チェックインの確認｣というタイトルで｢この書類は搭乗券ではないことに注意してください｣と表示されています。
重要なお知らせとして｢『搭乗券の取得方法』、フライトへのチェックインは正常に完了しました。空港のエールフランスの担当者に搭乗確認書を提示願います。予期せぬ遅延に備えて、早めに空港に到着する必要があります｣と記載がありました。
10年ぶりの海外旅行でツアーと言えど、実質的には娘と二人旅。出発前に非常に不安になりました。
心配過ぎて｢エールフランス 搭乗券ではなく搭乗確認書｣とかで検索してもいっこうに安心につながるような情報がみつかりません。
結果としては出発日当日に航空会社のカウンターにて係員が確認入力をおこない、搭乗券の発券が完了しました。
私たち親子はようやく搭乗券を受け取り、飛行機に乗ることができました。
搭乗確認書とは
搭乗確認書とは、何かしらの理由により保留または確認が必要になっているユーザーに発行される書類のようです。
本来であればオンラインチェックインにて｢搭乗券｣が入手できるのですが、私たちのケースでは当日空港職員が最終確認と入力をおこなうことで正式な搭乗券を受けとることができました。
エールフランス搭乗確認書
オンラインチェックイン後にエールフランスから自動送信されたメール内の文章(直訳の一文)にはドキッとしました。
｢ご予定の旅行はありません｣という表記にはあせりました！
私は冷や汗ものでメールをじっくり読み進めていくと｢イレギュラーな要素があり確定はしていないものの飛行機には乗れそう｣という判断に至りました。
ものすごく不安な気持ちでいっぱいになりましたが、あとは当日なるべく早めに空港に到着するしかありません。
航空会社のウェブサイトに以下の説明をみつけました。
オンラインや自動端末で搭乗券を発券できない場合は、空港のエールフランス航空カウンターで搭乗券をお受け取りいただく必要があります。 その場合、追加の検査が入る場合があるため、早めに到着するようにご計画ください。
［引用抜粋：エールフランス航空 HPより］
出発日を変更したから？
2/14(火)午前便の羽田発パリ行きのツアーを申し込んでいたのですが旅行の数週間前になって、予定していたエールフランスのフライトが運休になったと旅行会社から連絡が入りました。
旅行会社の担当者には成田便への変更を提案されましたが、羽田便が希望だったので出発日を1日前倒しに変更手配してもらった経緯がありました。
往復エールフランス航空のフライト予約がすんでおり、行きの便に関して日にちを変更し、おそらくそのせいで｢イレギュラー｣扱いになったのだと思います。
行きに空港カウンターで係員に経緯を話して｢帰りの便はオンラインチェックインでボーディングパスを入手できますか？｣と質問してみたところ｢予約方法やチケットの種類、ケースによるので何とも言えない｣という回答でした。
復路便は発券できた
帰国便については(出発30時間前にスマホで)オンラインチェックインが問題なく完了し、(データの)搭乗券を入手できました。
パリのシャルル・ド・ゴール空港ではスムーズに搭乗手続きをしたかったので、オンラインチェックインで座席(並び席)指定と搭乗券が確定できてとても安心しました。
復路の便に関しては、日時等変更がなく当初の予約通りのフライトだったので、搭乗券が従来通り発券されたのではないかと思います。
まとめ
オンラインや自動端末で搭乗券を発券できない場合があります。フライトに変更等のイレギュラーな要素があるケースと推定されます。
空港に早めに到着して、航空会社の有人カウンターで搭乗券を受け取るようにするとよいでしょう。
空港のチェックインカウンターには自動端末が複数台用意されており、搭乗券やバッゲージタグの発行を機械で自らおこなうのが主流になりつつあります。
オンラインや自動端末で搭乗券を発券できなかった人は、係員に確認およびオペレーションをお願いしましょう。
エールフランスの例で言うと、事前の登録により搭乗者の情報(予約番号、パスポートの番号、同行者等)がひもづいているので係員にパスポートを提示すればOKでした。
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