2024年5月7日更新
ようやくコロナ以前のような生活が戻ってきて、控えていた海外旅行に出かけられるようになりました。
新婚旅行に学生旅行、バケーションなど我慢していた方々、実現できる時が来ましたね。さあ計画して出発しましょう。
私は10年ぶりに海外旅行に出掛けることができて大満足です。行く前もワクワク、旅行中は大興奮、帰国後も街の情景やアクシデントを思い出しています。
初めての海外旅行を検討している方や、久しぶりの海外旅行で「どこの旅行会社に申し込んだらいいんだろう?」と、ばくぜんとしている方へ最初の一歩をお届けします。
私は学生時代から50代までの間にカナダ、タイ、アメリカ合衆国、ハワイ、オーストラリア、モルディブ、グアム、フランスへ旅行した経験があります。
海外旅行のタイプは主に3種類あります。
①飛行機・ホテル等、予約手配する
②空港~ホテル間の送迎付きのツアーに申し込む
③添乗員同行のツアーに申し込む
私は個人旅行も、現地係員による空港とホテル間の送迎が付いているツアーも、成田空港から添乗員が同行するお任せツアーも、あらゆるタイプの旅行を経験しています。
もっとも代金が高くなるのは、③の添乗員が同行する海外ツアーです。
①の個人旅行がもっとも旅行費用をおさえられますが②の海外ツアーの選び方によっては、①と②の金額差がほとんどないものもあります。
①~③それぞれにメリットデメリットがあり、何を優先したいかによってどのタイプが良いのか?変わってきます。
どのタイプの海外旅行をえらぶのがいいか?一緒に確認していきましょう。
個人旅行 長所と短所
個人手配旅行は自分でオーダーメイドの旅程を組むのが醍醐味です。
すべての行動は自分の判断にゆだねられるので、下調べが大切で、アクシデントの際は対応能力が求められます。
個人旅行のメリット
個人旅行のメリットは、何と言っても自由度が高いことと費用がおさえられることです。
現在では旅行予約サイトが充実しており、ホテルも飛行機も自由に選んでプランを組み立てることが可能です。
CMで「エクスペディア」、「アゴダ」、「トリバゴ」などなど見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
[▼予約サイトで部屋の様子や料金を細かくチェックできる]
OTA(Online Travel Agent)サイトを利用すれば、現地の言語は関係なく日本語で予約手配が完了します。
それこそ膨大な数のホテルの中から自分で好きに選ぶことができます。クチコミや施設の画像等、事前情報をもとに選択することができます。
個人旅行のデメリット
個人旅行の場合、現地の空港からホテルのある市街まで自分で移動しなければなりません。
国や街によって、鉄道やバス、タクシーを利用する時の難易度や安全面も変わってきます。
英語や現地の言語等のコミュニケーション能力が問われる場面が出てきたり、スーツケースを運びながらの移動は大変ですよね。
長いフライトを終えて入国、現地に着いたばかりで慣れないうちに宿泊先まで自力で移動するには気合いが必要です。
相談先の有無
旅行会社のツアーであれば、緊急時に対応してくれる現地スタッフの連絡先を教えてもらえるので安心感があります。
ところが個人手配旅行では現地に相談先がないので、基本的に自分で何とかするしかありません。(内容によってホテルのフロントに相談したり、海外旅行保険の相談窓口へ連絡するという手段はあります)
大手旅行会社を利用する
予算に余裕があるなら大手旅行会社のツアーに申し込むのが安泰です。
老舗旅行会社ならサービスのノウハウ、手配力もあり、何と言っても安心感が抜群です。
例えば日本の旅行業界の大手「JTB」であれば企業力があります。
人気のホテルやイベント等をおさえたい時に頼りになりますし、希望する各種サポートを受けられることでしょう。
[▼JTBのツアーを参考に検討を始める]
旅行代金の差が大きい
どこの旅行会社を選ぶか?どのツアーを申し込むか?によって「行き先と時期、日数が同じ」でも旅行代金に2倍以上の差が出てきます。
▪旅行会社によるツアー料金比較 参考例
[2月発 パリ7日間]
大手A社 約70万円
中堅B社 約65万円
中小C社 約35万円
添乗員同行ツアー
出発から道中、帰国までしっかりサポート、ケアを受けたい場合は添乗員が同行するツアーを申し込むと安心です。
添乗員が適宜必要なアナウンスをしてくれます。
何か困ったことがあっても、すぐに対面で相談できるので難しい判断や緊張する場面を回避できるメリットがあります。
海外の大きな空港ではターミナル間の移動で案内表示がわかりずらかったり、自動運行の列車に乗る必要があったりと、旅慣れない人にはハードルが高いこともあります。
海外でのコミュニケーションに自信がない人、空港や市街での移動に自信がない人、サポートが必要と感じる人は添乗員同行のツアーを試してみてはいかがでしょうか。
阪急交通社 感想
以前、旅行代金の安さに魅力を感じて、阪急交通社のイタリア周遊ツアーを申し込み参加したことがあります。
イタリアのミラノ、ベローナ、ヴェネチアを周遊するプランで旅行代金が激安だったにもかかわらず添乗員が同行するツアーでした。
[阪急交通社の特色]
▪バス移動と提携しているお店での滞在時間が長い
▪じっくり鑑賞するというより多くの観光スポットをまわる
▪お任せでラクに効率よく移動できる
▪提携店の利用を見込んでツアー代金がおさえられている
ひと昔前に利用した際の個人的な感想です。
添乗員同行のグループツアーは、効率と安心面がメリットです。
デメリットは集団行動のため自由が少なく、ツアーに含まれている食事の度に行列したり、注文の順番を待つ時間が長いことがあげられます。
コスパの良いツアー探し
自分でできることはして、なるべく費用をおさえたいなら必要最低限のサービスが含まれているツアーを選ぶのがオススメです。
旅行会社やラインナップによって料金や特色に違いがあります。
自分の行きたい都市、時期、日数など同じ条件で、旅行会社によってどれくらい料金に差があるのか?相場をさぐってみましょう。
ホテルや飛行機の条件にある程度違いはあるものの、よく調べて探せばコスパの良いツアーが見つかるはずです。
スタンダードクラスのホテル + 往復航空券 + 現地空港とホテル間の送迎の組み合わされたツアーなら内容的にも旅行代金的にもバランスが取りやすいです。
個人手配とツアーの違い
「個人旅行」と「旅行会社のツアー」と言っても、出発後はほとんど内容に差がないものもあります。
添乗員も現地係員も対応なしというツアーであれば、すべて自由行動となるので実質個人旅行に近いです。
個人手配旅行と旅行会社のツアーの大きな違いは、スケジュールの自由度が高いのに、必要に応じてプロのサポートを受けることができるところです。
オプショナルツアーを足したり、無しにしたり、ホテルのグレードを変えたり、旅行会社の担当者に相談すれば自分好みの旅にアレンジできます。
そして旅行中に何か問題が起きた場合には、ツアーであれば旅行会社に相談することができます。
個人手配旅行はすべて自己責任となるところが最大の違いです。
出発日は超重要
ツアー内容がまったく同じでも、出発日によって天と地ほど旅行代金に差が出ます。
同じ会社の同じツアーでも最安値が約30万円で最高値は60万円というように、出発日次第で旅行代金が倍以上変わってくることもあります。
旅行を予定する都市は何月が安いのか?月の中でも何日出発が一番安いのか?料金設定のカレンダーを必ずチェックしてからツアーを選びましょう。
まとめ
海外旅行で何を優先したいかによって、旅行のタイプ、予約する会社の選択肢が変わってきます。
旅行とは目に見えない商品であり、行き先は同じでも申し込み方法によって料金がまるで変わります。
幸い、インターネットで調べて比較して検討して、自分にあった旅行のカタチを選ぶことができます。
どの予約サイトを利用したとしても、結果的には海外旅行を通して有意義な時間をもたらしてくれるはずです。
Have a nice trip!
[▼格安航空券から添乗員同行のツアーまで]
[▼航空会社だからこそできることがあるんです]