娘の大学受験が終わりました。合格した大学は「GMARCH」の下位とされる準難関私大の中の一つです。今回「成成明学獨國學武」という大学群の呼称を初めて知りました。
[私立文系大学の各大学群 偏差値帯]
早慶上智
GMARCH
成成明学獨國學武
日東駒専
大東亜帝国
子供の高校および大学受験を終えて振り返ってみると、親子が協力してお金をさほどかけずに結果を出せたと思います。
子供の真面目な性格と、個人契約の家庭教師の活用、塾代はキャンペーンを利用して費用を削減するなど、非常にコスパが良かったと自負しています。
教育費、塾代の節約術もさることながら、塾選びの難しさを痛感しました。
受験を終えた今、経験を通じて塾の選び方がみえてきました。過去の自分たちにアドバイスしたい位です。
新学期も迫り、塾選びに悩んでいる方の参考になるようにわかったことをお伝えしていきます。
塾の選び方
受験生のほとんどが塾に求めることは主に三つ「学習指導、受験サポート、自習室の開放」ですよね。
授業方法を確認
学習指導、つまり授業方法と講師とのやり取りできる時間がどうなっているのかを確認して塾を選びます。
大学受験の塾において学習指導と言っても、映像授業がほとんどです。
集団塾でも個別指導塾でも映像授業やタブレット学習が導入されており、1コマの中で講師とやりとりできる時間は限られています。
学習内容や講師との対面の時間や環境などは、塾の体制によって変わってきます。
資料請求や無料体験して比較する必要があります。
何をサポートしてくれる?
受験のサポートで期待することは、最適なカリキュラム、進捗チェック、受験情報の提供ですよね。
多くの塾で担任制、教育プランナー、アドバイザー等をうたっておきながら実際は機能していないケースもあります。
具体的にサポートの期日や形式を明示している塾の方が安心かもしれません。
資料や説明内容通りのサポートが実際にされるのか判断するためには、相談会や説明会の場で、教材や受験情報の実例をみせてもらうとよいかもしれません。
「いつ 何の サポートがされるのか?」セールストークではなく具体例をしめしてもらいましょう。
自習室のメリット
自習室を利用できるのはメリットの一つです。
本人の性格にもよりますが、自宅学習よりも誘惑が少なく集中して勉強できる可能性があります。
自習室の環境や、利用時間、質問相談できる体制があるか等、確認しておきましょう。
オンライン学習を選択して自習室が利用できない場合でも、公共施設等を活用できます。
塾選びの基準
それぞれの塾や予備校にも得意分野や特色があります。
自分に最適なタイプの塾を選ぶために、3つの項目を整理してみましょう。
①志望大学のランク
②受験方法
(一般入試 総合選抜 推薦 共通テスト等)
③授業形態
(対人 or 映像) (通塾 or オンライン)
体験して比較検討しよう
ほとんどの塾が無料体験授業等をおこなっています。資料や口コミだけではわからないので実際に見て、聞いて、確かめるのが1番です。
体験授業や説明会に参加して入塾したとしても、通ってみるとサービス内容が合わなくて塾を変更することもあります。
うちは体験で入塾を見送ったところと、入会して2ヶ月(講師の度重なるドタキャンとスタッフの対応の悪さが理由)で辞めた経験があります。
受験が迫ってからでは塾の変更は難しいので、時間的にも精神的にも余裕があるうちに塾を試しておいた方が安心です。
相談や契約は長時間覚悟
保護者として複数の塾に子供と足を運びましたが、サービス内容や料金の説明とか聞くのも時間かかりますね。
どの塾でも対応時間が長めで、契約となると説明や手続きで2時間は覚悟しておいた方がよいです。
塾選びには労力がかかります。理想的な塾にヒットすれば良いですが、不満があれば妥協せずに再検討しましょう。
ネットの声・参考情報
Yahoo!知恵袋でやり取りされていた情報で参考になりそうなものを引用掲載しておきます。
経験者の生の声はわかりやすいですね。
中高トライに通いトライでバイトした私の意見としては、レベルの高い大学を目指すなら個別より予備校などの塾の方がいいのかなという気はします。
武田で九大(東大)の人から指導を受けるのが良いのでは。個別は高校の授業の補習レベルですし、四谷は日東駒専あたりまでです。
今時の大学受験向けの塾は自分で映像見ながらって感じですよ。
①参考書を使っての自学では難しいレベルの内容の理解
②難関大学に現役合格を目指す場合のペースメーカーとして(通っている高校の授業を大きく超えるペースや内容で学習が必要な場合など)
③受験関連の情報収集と志望大学選択などのサポートを得る為、医学部受験などではこれも重要
臨海セミナーは少人数の集団授業です。
臨海セレクトは1対2の個別指導です。
駿台予備校は理系
河合塾は文系
下のURLは「サクキミ英語」というウェブサイトの記事へのリンクです。
塾や予備校について広い視点で分析されていて参考になります。
大学受験の塾・予備校おすすめ比較ランキング20選【口コミ・評判あり】
まとめ
塾選びのポイントをおさらいします。
各個人の受験スタイルによって、マッチする塾が異なります。各塾の特色をふまえ、実際に自分で試して見つけるしかありません。
- 自分の志望大学の偏差値帯や受験方法
- 塾に求めるもの
- 塾がやってくれること
上記をふまえて、早い時期に無料体験等を利用して自分にマッチした塾をみつけておくことをオススメします。
受験対策をどうしようか迷っているうちに数ヶ月があっという間に過ぎてしまいます。
資料請求すると、いやおうなしに各担当者から連絡がくることになるので塾探しの良いきっかけになるかもしれません。
早い段階で無料体験を2ヶ所以上試すことをオススメします。
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