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暮らしを見直す 片付け 断捨離経験から【不用品の処分方法を詳しく紹介】

両親が元気なうちに実家の大断捨離をした経験から

 近年私は、祖父母、おじ、おば、両親の老後の生活にふれ、老後の問題点や改善策を学びました。自分を含め、誰でもいつか必ず訪れる老後に備えて、暮らしを見直しておく事が大切です。

 個人差はありますが、60代、70代、80代と年代を重ねていくうちに、物事の視野が狭くなり判断力が衰えていきます。頭や体が良く動くうちに将来を見据えて行動しておきましょう。

 実際にはとても不便な生活を送っているのに、気付いてさえいない人は多いです。長い間続けてきた事は当たり前になっていて、改善できるとは思いもよらないのです。

 

 まず家の中の片付けから始めてみませんか?

 暮らしを見直すスタートラインです。 

 不用品の処分 ー まず始めてみる

①普段の収集ゴミに出す

 実はいらない物が家の中に増殖していませんか?

 油断していると、本当はいらない割りばしやスプーンなどがレジ袋に入っていたりします。小さな物から大きな物まで、人からもらった物や、自ら購入した物で家の中の物は増えていきます。

 年齢を重ねるごとに持ち物が増えていく訳ですが、物が増えすぎると、後々手に負えなくなる危険性があります。 

 私は実際に、高齢の未亡人がたくさんの物と家具に占拠された一軒家で独り暮らしをする状況を目にしました。

 子供がおらず、ヘルパーさん頼りの生活では掃除はしてもらえても、生活スペースを確保する様な大がかりな片付けをしてくれる人は誰もいません。

 介護ベッドは場所も取るので、寝室の不要な家具や家財道具の処分を伴侶の生前にやっていたら、残された人生も生活も、もっと安心で快適なものになっていたのではないでしょうか。

 

 使えなくなった物や汚くなった物を捨てると、物を処分するスイッチが入るきっかけになります。

 ゴミ袋がいっぱいになる位、いらない物を集めて普段の収集ゴミで出してみませんか?意識や暮らしが変わっていきますよ。

 

クローゼットの服

服が多過ぎる

  実家の物が多過ぎてなんとかしたいと思ったら、、、

 例えば、あなたのご両親か誰かが物を溜め込んでいて、あなたがご実家の物を捨てようと提案しても納得しない様なら急がずに、相手の気持ちや話を聞く事から始めましょう。

 ご実家の部屋の掃除機をかけてあげたり、物の整理整頓をします。

 使用後に捨てる旨を話した上で、使い古しのタオルや衣類を出してもらい、拭き掃除をして捨てます。

 家の中がきれいになっていくのは、ご両親にとってもうれしいはずです。少しずつ、掃除や片づけをしながら不用品を処分していくといいでしょう。

 

 注意する点は、あなたが捨てても良いと思った物でも本人にとっては大事な物があるので、捨てる前に確認が必要です。勝手に捨てて不信感を持たれては、家の片づけが進まなくなってしまいます。

 老後の暮らしでは、ベッドを導入したり、介護や車いすが必要になったら玄関や寝室への出入りにも、より広いスペースが必要になります。

 スペースの確保が急務になってからやるよりも、できるうちから前もって不用品を処分して家の中を片づけておくと安心です。

 

 近年、良く耳にする「ゴミ屋敷」や「多頭飼育崩壊」は精神疾患が原因の一つである事がわかってきました。決して他人事ではなく、誰にでもおこりうる現象なのかもしれません。

 

ゴミ屋敷とADHD

 アピタル 中島美鈴 臨床心理士 

[引用抜粋:朝日新聞デジタル 記事より]

 

 実は、このようなごみ屋敷ができる背景に、精神疾患が隠れていることもあるそうです。精神医学の領域では、「ためこみ癖(hoarding)」と呼ばれます。物を手放すことが困難で、それらを整理できずにためこみ、日常生活に大きな支障が出ている状態を指します。

 ためこみ癖は、強迫性障害の一種と考えられてきました。強迫性障害とは、鍵をかけて家を出たはずなのに、かけ忘れた気がして何度も確認するとか、手洗いをしたもののまだ洗い残しがあるような気がして何度も繰り返し何時間でも洗い続けてしまう、といった症状を伴う疾患です。

 しかし、近年の調査や研究で、ためこみ癖は、発達障害(ADHDや自閉スペクトラム症)、統合失調症、うつ病、脳器質疾患など他の精神疾患にも合併しやすいことがわかってきました。さらには、こうした精神疾患がなくても、単独でためこみ癖が生じる場合もあることがわかってきたのです。

 

www.asahi.com

 

 

 

 

平成 30 年度 社会福祉施策と連携した多頭飼育対策に関する検討会

議事概要

 

岸恵美子 東邦大学看護学部
東邦大学大学院看護学研究科 公衆衛生看護学研究室

 現在、課題の整理としては、セルフネグレクトについて研究しており、セルフネグレクトの中に、物に執着していくとゴミ屋敷状態になってしまい、犬や猫の動物に執着していくと「ねこ屋敷」「犬屋敷」になってしまう人がいます。

 セルフネグレクト状態というのは、自分のことを放任するということになりますが、そういった方の中に、ゴミや動物に執着していくところで、何が共通で、何が違うのかを考えてきました。共通点としては、人間関係
でトラブルがあり人間不信に陥ると、自分の信頼の先がない不安定な状態になりますので、ゴミに愛着を持っていく、ゴミを宝物だとする人がいます。

 一方、動物についても、人間関係にトラブルがあり何人もの人に裏切られると、人を信じられなくなり、動物に餌をやり、餌をやると動物が必ず自分のところに戻ってくる、自分の傍にいるということで、動物に愛着を持つというタイプの方がいます。

 そうすると、愛着を持っていくというところでは、それが物であるのか動物であるのかという違いはありますが、共通していくのではないかと思っております。

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 多頭飼育に関しては、事務局が挙げた三つの論点で、まずは飼養者の精神性疾患や高齢者の認知症などの問題の関連があるとされていますし、生活困窮・社会的孤立の状態になりがちな飼養者への早期発見と配慮が必要だと思っています。

[引用抜粋:環境省 平成 30 年度 社会福祉施策と連携した多頭飼育対策に関する検討会 第 1 回 議事概要 より ]

 

www.env.go.jp

 

  「汚部屋」、「ゴミ屋敷」、「多頭飼育崩壊」は極論だとしても、身内や自分に体力と判断力があるうちに大なり小なり断捨離を実行してみませんか?

 

 日本の一般的な家庭では、家の中の物が多過ぎて生活スペースを取られている場合が実に多いです。

 使わない物・使う予定がない物を処分して、管理する手間やデッドスペースを減らして、より快適な暮らしに変えていきましょう!

 

②リサイクル店の活用 持ち込む or 発送 or 来てもらう

 使用可能な不用品はリサイクルショップに買い取り、または下取りしてもらうという選択肢があります。物によっては現金化でき、収納スペースと物の有効利用につながります。

  • 洋服、アクセサリー小物
  • 食器、調理道具
  • 本、スポーツ用品
  • 家具、家電
  • 生活雑貨、その他

  電話予約の上、無料で家電や家具の訪問引き取りを実施しているリサイクル店もあります。

 物や状態によって値段がついたり、つかなかったりします。(私は、リサイクルショップのチェーン店の引き取り実施店舗で月初に電話予約をして家具の引き取りをしてもらいました)

 

www.hardoff.co.jp

 

www.bookoff.co.jp

 

www.treasure-f.com

 

 

※訪問買取業者の中には「押し買い」と呼ばれ、洋服等の不用品を下取りするのを口実に、貴金属類を不当に安価な金額で強引に買い取りをする業者の報告例もあるので注意が必要です。

  

 リサイクルショップへの店頭持ち込みなら連絡不要で、即日処分も可能です。

 時期や時間帯により下取り受付が混んで待ち時間がかかる場合もあります。(連休中や年度末は、受付と査定の待ち時間が長くなります)

 新品の食器やタオル、リネン類など、需要の高い物には、数百円〜の下取り価格がつく事が多いです。下取り価格は季節を含むニーズによって変動します。季節商品はシーズン中の方が買取価格がアップします。

 

 物によっては、新品中古にかかわらず全く値段がつかずに0円か、タダ同然で引き取りだけしてくれるパターンも多いのが実状です。

 私は実家の断捨離をした時に、リサイクルショップのチェーン店に色々な物を持ち込みました。その際「こちらのお品物はお値段がつかないのですが、お持ち帰りになりますか?それともお引き取り致しましょうか?」と係の方に聞かれる度に引き取りをお願いしました。

 手放したくて、持ってきた物を持ち帰るのは嫌なので、現金化できなくても処分ができるのは助かります。中には引き取りすら断られて、持ち帰らざるをえない物もありました。(大正琴、未開封のペットフードなど)

 

 リサイクル店によっては値段がつきにくいアイテムもあります。

 スポーツ用品や楽器類は、高額商品でも下取りではほぼ値段がつかない事も多いです。タダ同然でもその場で処分したいか、知人に譲るか、ネットオークション等に出すか、どうしたいかを考えておきましょう。

 使用可能な不用品を処分する際には、時間・手間・下取り価格・物の価値など、、、何を優先したいかで処分先を決めると良いでしょう。

 

キッチンの棚の中

家庭用品もいっぱい

 

③不用品・家具・家電品を粗大ゴミに出す

 大きな不要品を処分するには、市の粗大ごみで出すと処理費用が抑えられます。(以下、横浜市を例として説明していきます。)

粗大ごみ:申し込み制 有料

粗大ごみ収集シールを貼付して指定された日に排出してください。

金属製品で30cm以上のもの、それ以外(プラスチック製品、木製品など)で50cm以上のものを対象とします。

 

〔横浜市の処理手数料(抜粋)〕

手数料   品目例

200円   ストーブ、扇風機、掃除機

500円   電子レンジ、こたつ、カーペット、自転車

1000円  テーブル、衣類乾燥機、流し台

1500円  たんす(1m以上)、サイドボード

2200円  スプリングマットレス

 

※金属は30cm未満、他は50cm未満であれば通常の収集ゴミ扱いになります。

例;アイロン→通常収集の小さな金属のゴミへ出せる。

 木製ボックスや敷物はカットして50cm未満であれば通常の家庭ゴミへ出せる。

 

粗大ごみとして収集していないもの

 エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は、粗大ごみとして収集していません。

 不用になったら、買ったところか新たな購入先へ引き取りを依頼し、リサイクル料金と収集運搬料金を支払うしくみになっています。

 販売店に引き取りを依頼できない場合は、「家電リサイクル推進協議会」へ相談可能です。やはりリサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があります。

 

www.rkc.aeha.or.jp

 

 

 パソコンは、メーカー回収なので、直接メーカーへ引き取り依頼の申し込みをします。メーカーへ依頼できない場合は 、「パソコン3R推進センター」へ連絡します。

 

PC3R : : 一般社団法人 パソコン3R推進協会

 

 

処理が困難なもの

 タイヤ、バイク、バッテリー、消火器、金庫、ピアノ、ガスボンベ、塗料、薬品類など、市では処理が困難なものは、販売店または環境事業局事務所にご相談ください。

 

粗大ごみ申込の流れ
  1. コールセンターへ連絡(電話かインターネットで)料金、収集日の確認
  2. コンビニ、郵便局等で粗大ごみに貼付する専用シール札を購入
  3. 収集日に粗大ごみの見やすい所にそれぞれの金額の収集シールを貼付して出す

 

粗大ごみは直接持ち込みもできる!

 私の住む横浜市では、予約連絡の上、粗大ごみの処理施設への直接持ち込みも対応しています。

 通常の粗大ごみの申し込み同様、粗大ごみの品名、数、寸法を申告して料金を確認し、搬入日を予約します。金額の収集シールを購入、準備の上、予約した日に処理施設に自分で持ち込みます。

 実際に、私はマイカーで処理施設へ粗大ごみを搬入に行きましたが、案内板や表示がわかりやすく、バックヤードまでスムーズに持ち込めました。

 

直接持ち込みのメリットデメリット

 メリット ー    粗大ごみの収集日まで数週間かかるところを数日で処分できる

デメリット ー 処理施設まで自ら運ばなければならない

 

業者によって無料引き取りしてくれる物

  • 古い灯油→ガソリンスタンドにて無料引き取りしてくれる(整備工場がないと断られる)
  • 鉄(クギ、ボルト、パイプなど)→金属スクラップ業者
  • その他、業者が無料回収を行っている物 一覧(故障OK) 参考例

エアコン、バイク、原付、自転車、鉄瓶、ミシン、プリンター、パソコン、ゲーム機、アンプ、ギター、コンポ、CDラジカセ、バッテリー、カーステレオ、アルミホイール、シュレッダー、ファックス、編み機、カメラ、ガスコンロ、掃除機、水道の蛇口、給湯器、炊飯器、ファンヒーター、ストーブ、携帯電話、電動工具、発電機、充電器、OA機械、船外機、モーター、アルミサッシ、やかん、フライパン、銅、鉄、鍋、金属類、草刈機、キーボード、扇風機、ワープロ、電線、液晶テレビ、漁具等

 

④片づけ作業・不用品の回収を業者へ依頼する

 見積もりは無料の業者が多く、品物や状態により、無料回収、有料回収、買取りを判断して不用品回収を行います。

 処分品に査定金額がつく場合を除いて、有料回収品の値段設定は、市の粗大ごみの収集料金よりも高い事が一般的です。

 

 遺品整理で、家一軒丸ごと対応など、ケースにより150万円費用がかかったという報告例もあります!

 個々のケースにより作業量、業者によっても料金に差が出ます。業者へ依頼する際には、事前見積もり、複数の業者の比較検討など注意が必要です。

 

ポストインされたチラシの参考例

 

粗大ごみ 不用品回収

大量処分 トラックプラン

軽トラック 25000円(税別) 作業時間30分 スタッフ1人

1tトラック 40000円(税別) 作業時間45分 スタッフ2人

2tトラック60000円(税別) 作業時間1時間 スタッフ2人

 

※上記は家具、家電の粗大ゴミだけを積み込む場合の料金です。片付け、分別作業は別途見積もりが必要です。

 

 

家の片づけこそ最高の親孝行

 以前、テレビのドキュメンタリー番組で、片付けのベテラン業者の方が「どうせやるなら遺品整理ではなく、ご両親が生きているうちに片づけをしてあげるのが最高の親孝行になる」と語っていました。

 多過ぎる物に囲まれたきゅうくつな暮らしではなく、年老いた親と手を取り合って片付いた住環境で安心して暮らしてほしい、、、

 

 ご両親が亡くなった際には遺品整理が必要な訳ですが、生前にこそ長年ため込んだ多くの物をリセットする作業、発起して一緒にやってみませんか。

 

 昨今、「生前整理」といって、20代、30代から終活を意識した行動を始める方もいらっしゃるそうです!「生前整理とは人生のお片づけ」という例えもあります。

 しみじみ、自分や家族、大切な人の「身の回りの片づけ」って大切ですね。ぜひ、小さな一歩から行動を起こしてみませんか。得るものはとても大きいはずですよ。

 

 最後に、私は父母と協力して実家の断捨離を行い、実にたくさんの家具、家財道具、不用品を処分する事ができました。片づけ作業は非常に大変でしたが、両親はとても快適な暮らしを手に入れる事ができました。

 あと数年遅かったら、自分たちの力ではできなかったと思います。

 本当に行動を起こして良かったので、経験談としてシェアさせて頂きます。(※個人の感想です。)

 

まとめ
  • 片づけのスイッチを入れて、暮らしを見直そう!
  • 一般ゴミ、リサイクルショップ、粗大ごみ、回収業者を うまく使い分けよう!
  • 断捨離で暮らしをリセット!人生の見直し!
  • 手に負えなくなる前に多くの物を手放して、安心して老後に備えよう。
  • 生前整理は自分にも親にも◎