今回、炊飯器の買い替えが必要になり思い切って、タイガー〈炊きたて〉の最高傑作とされる機種を購入しました!土鍋圧力IHジャー炊飯器は高い買い物でしたが、結論から言えば「選んで良かった」と私も夫も感じています。
我が家の食卓の米飯が以前の炊飯器の炊き上がりと比べて、おいしくなりました。
「土鍋 ご泡火(ごほうび)炊き」のおかげで、ごはんの一粒一粒がしっかり、もちもちに炊き上がっていると感じます。
米粒の持つ弾力や水分含有量がほど良く、ごはんがよりおいしく感じます。(個人の感想です)
土鍋ご泡火炊き炊飯器を購入
私たち夫婦は炊飯器の購入にあたり、ネット検索および家電量販店へ足を運んで商品を実際に見たり、各社のパンフレットを参照して、候補を絞り込みました。
複数の炊飯器メーカーの中から「タイガー」・「象印」・「パナソニック」を選出しました。各メーカーの各商品の個性や売り(セールスポイント)に注目して比較検討した結果、タイガーの炊飯器を選ぶことに決めました。
タイガーの炊飯器に決めたと言っても、商品の種類が豊富なので大まかに言って4タイプ10種類以上の炊飯器の中から選ぶことになります。
「タイガーのジャー炊飯器」仕様・機能一覧を参考にしつつ、夫婦で比較検討して話し合った結果、土鍋ご泡火炊き(一合料亭炊き)に決めました。
商品ラインナップが多くて悩みましたが、比較検討するうちに「せっかくだから良いものをふんぱつして買おう」ということになり、タイガーの最上位機種を購入しました。
品番JPG-S100 5.5合炊きの炊飯器を「PCボンバー」というネット通販ショップで54.000円(税込)で購入しました。偶然にも昨年、食器乾燥洗浄機の購入時に利用していた通販サイトでした。
土鍋ごはんのおいしさが魅力
テレビコマーシャルでは市川海老蔵さんが「土鍋でなければご飯が許さぬ」とコメントするように、本土鍋が「ご泡火炊き」炊飯器の肝(きも)となっています。
土鍋の遠赤効果と高火力、さらには土鍋が生むやさしい泡立ちで弾力を引き出す。
「土鍋にしかできない、究極の炊き技。土鍋 ご泡火炊き」がタイガーの主張です。
本土鍋と金属鍋(炊飯)の比較
【本土鍋の場合】
- 激しい対流+細やかな泡立ち
- お米をつつんで傷つけにくい
- デンプンを閉じ込め・甘み成分がたっぷり
- 表面つややか食感もっちり
【金属鍋の場合】
- 激しい対流
- お米同士がぶつかり傷つきやすい
- デンプンが流出・甘み成分が減少
- ハリが少なくベタついた食感
[引用抜粋:タイガー 炊きたてパンフレットより]
炊飯したお米の写真(一例)とともに比較されていて、実際に商品を購入して使ってみると説明の通りの感想を持ちました。
うちが使用していた従来の金属鍋の炊飯器で炊いたごはんは、見た目も食感もベタベタふにゃふにゃしている感じがありました。新規購入した土鍋の炊飯器で炊くと、水分がお米に良い感じで吸収されて粒がしっかりもっちりしたごはんに炊き上がりました。
本土鍋(内なべ5年保証)
タイガーの炊飯器は内なべ保証つきです。内なべ保証は「1年・3年・5年」と商品により異なります。
JPG-S100や今回うちが購入したJPL-A100は、内なべ5年保証の商品です。
土鍋で炊き上げるのは非常に魅力的ですが、落としたら割れてしまう可能性があるのが当初ひっかかりました。
私はこれまでに使用していた炊飯器の内がまを落とした経験があります。内釜を洗った時に手をすべらせて床に落として、金属製の釜は少し変形してしまいました。
金属と違って、土でできている釜は落としたり、ぶつけたりすると破損するリスクが高いです。
そこでタイガーは新フッ素コーティングを開発し、本土鍋の強度も2倍以上としています。
さらに「万が一の時も安心!内なべ(土なべ)を守る2種類の保証」を設定しています。
- 内なべ(土鍋)割れ保証
- フッ素コーティングの剥がれ保証
※土鍋を故意に傷つけたり、割った場合や取扱説明書の記載事項にそわない使いかたをされた場合は対象外です。
とりあえず保証期間内は良いとして、6年目以降が心配ですよね。本土鍋が届いてみると想像よりは割れそうな感じはしませんでした。
本土鍋は、土鍋素地のほかに黒色釉薬(2層)、アルミ溶射、特殊プライマー、土鍋専用フッ素加工&プライマーで構成されています。
実際に本土鍋を手にすると、強固にコーティングされた重い素材だとわかります。鍋物に使う一般的な土鍋とはまったく別物の質感です。本土鍋の表面をさわると、外側はツルツルしていますが内側はチクチクザラザラしています。
JPG-S100を購入した感想
我が家では炊飯器の買い替えが必要となり、今回は「妥協せずに良い商品を選ぶ」というスタンスで「JPG-S100」を購入しました。
本土鍋であれば、どの品番の商品でも良かったのですがネットショッピングでお得な商品を探した結果、購入することになったのがJPG-S100でした。
2019年の6月末に購入したのですが、JPG-S100は2019年モデルだったため、値段が下がって私たちの目にとまったと推測します。
私は白がよかったのですが、通販サイトの商品選択に黒しかなく、夫が黒が良いと言ったので黒を選びました。
表示窓も操作ボタンもなく、電源を入れると表示されます。フラットでつるんとしていて非常にシンプルなボディです。
見た目がスタイリッシュなのも高評価ですが、なによりゴハンがおいしく炊けるので気に入ってます。
私たちとしては、メーカーはタイガー、圧力IHジャー炊飯器の中でも「土鍋 ご泡火炊き」を選んで満足しています。
購入後に知ったのですが、初代「土鍋ご泡火炊き」モデルJPG-S100が2019家電大賞キッチン家電部門にて「金賞」受賞していたとわかりました。(月刊誌「Get Navi」とWebサイト「家電Watch」の編集部が白物家電を厳選協議し、Web投票で大賞が決定されます)
一合料亭炊き機能
土鍋 ご泡火炊き JPL-A100やJPG-S100には、一合炊き専用の中ぶたが付属されています。
「一合料亭炊き」という機能で、付属の中ぶたを使用して炊飯することで、食感と甘みを極めた1合のごはんを炊くことができます。
うちは3人家族で、一合炊きする機会がなく、まだ試したことはありません。とりあえず専用の中ぶたは、しまっておきます。
タイガー炊飯器 土鍋内なべ種類
タイガーが展開する「ご泡火炊き」の炊飯器シリーズの中でも内なべの種類が複数あります。
炊飯器や内なべの種類が多く、仕様変更などもあるので完全に把握するのは難しいですが大まかに分類しておきます。
【ご泡火炊き 内なべの種類】
- 本土鍋(内なべ5年保証)
- 本土鍋(内なべ3年保証)
- 遠赤9層 土鍋かまどコート釜
購入して気がついたこと
[スチームキャップ]という部品のお手入れが必要になります。
ご泡火炊き炊飯器の使用後にお手入れが必要な部品は「内なべ・内ぶた・スチームキャップ・しゃもじ」です。
ちなみに「しゃもじ」は黒色で自立するので超便利です!
私がこれまで使用していた炊飯器の使うたびに洗うものは「内なべ・内ぶた・しゃもじ」だったので、お手入れするアイテムが1つ増えました。
内ぶたを取り外すとスチームキャップという部品が現れる構造で、取扱説明書にははずして手洗いするように記載されています。
スチームキャップは蒸気水分をためおくアイテムです。
(ここだけの話、汚れないので開いて水気を切って乾かすだけで済ませています。自己責任自己判断で私は毎回は洗っていません)
ニオイが少し気になる
土鍋圧力IHジャー炊飯器が届いて、初めて使用した際には本体から機械的なにおい(工業製品?化学物質?臭)がしました。稼動させる時だけ、機械のニオイがしてくるのですが、1ヶ月以上使っているうちに段々ニオイが薄くなってきました。
私はニオイに敏感なので少し気になりますが、そのうちニオイはなくなるだろうと予想して様子をみています。
機種・品番の違い
タイガー炊飯器は種類や品番が多いです。比較するのに紙媒体のパンフレットにある仕様・機能一覧表がわかりやすかったです。
[最上位モデル 品番の違い]
【JPG-S100】2019年モデル 2019家電大賞
【 JPL-A100】2020年モデル 2020家電大賞4冠
【JPL-G100】2021年6月発売 最新モデル
- 仕上げ「ハリつやポンプ」に「間欠呼吸」を新採用
- 本物のおひつのようにおいしさ長持ち=温度センサーで呼吸をコントロール
〈参考サイト〉
「炊きたて50周年の最高傑作」が、さらに進化 土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火(ほうび)炊き JPL-G100 2021年6月21日発売|TIGERのプレスリリース
まとめ
毎日のように使う炊飯器だからこそ、よーく考えて選びたいですよね。
いざ買い替えようと思っても、選択肢が多くて迷ってしまいます。私たち夫婦は検討の結果、タイガー炊飯器「ご泡火炊き」に決めました。
意外にもタイガーの炊飯器を買ったのは初めてでした。ごはんがおいしく炊けるようになったと感じているので、とても満足しています。