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理想の蟹 タカアシガ二のおいしい食べ方・産地・お店の情報

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2021年4月24日更新
あこがれ、夢、野望、やってみたいコトの一つ、、、
「カニをおもいっきり食べたい!殻が簡単にむけてガブッ!!」

その夢、高足蟹(タカアシガニ)がかなえます!カニを食べるコツも道具も不要です!

「タカアシガニ?」
残念ながら知名度が高くなく、私も近年初めて知り、食べて感動しました!類を見ないほど大きなカニで、一匹まるごと大皿にのって出てきました。

太い足を一本、手に取り「バキッ、スルーッ!!!」
カニ足の関節を折って引き抜くと、いとも簡単にきれいに身が出てきました!

ガブッ、ムシャムシャムシャ
「身がしまっていて、すごくおいしい!」自分の人生の中でダントツ一番おいしいカニでした!

一般の蟹と全く違うタカアシガニとは

料理店やスーパー、通販等の一般的なカニを食べる時にカニの身が殻からきれいに出てこなくて困ったことありますよね?

私が食べたタカアシガニは、身離れがよくて、食べ応えがあって、おいしくて最高でした!一度も冷凍していないので鮮度が抜群なんですね!

実は、タカアシガニは世界一大きなカニなんです。

甲羅(こうら)は20~30cmもあり、脚(あし)も太くて長い。驚くほどジャンボなボディで10本の脚には身がギッシリつまっています。
まさに「カニをくらう!!!」
カニを食べる醍醐味を実現できますよ。

今までのカニは何だったのか、、、
まったく別物で大物のタカアシガニには、料理用ハサミも、ほじる道具も必要ありません!

カニの身をほじほじする作業は必要ありません。素直に身が出てきて食べやすいので、カニを食べている間も無口にならなくていいんです。

タカアシガニをふた口もほうばれば、口の中はカニの身でいっぱい!幸せな気持ちもいっぱいになります!
 
「一度でいいから、おもいっきりカニを食べてみたい!」
タカアシガニなら、きっと、あなたの期待に応えてくれるでしょう。

あなたも、タカアシガニを食べに出かけてみませんか。
いつか食べに行くつもりで期待をふくらませつつ、読み進めていただければ幸いです。

ゆでた高足カニ1匹
この大きさ伝わりますか

高足ガニの漁獲量日本一は静岡県

静岡県沼津市戸田(へだ)漁港では、タカアシガニが水揚げされます。
漁港周辺の料理店・民宿でタカアシガニを食べることができます。

沼津・伊豆エリアでは、タカアシガニを提供する飲食店・宿泊施設が複数あります。

タカアシガニの生息地域としては岩手から九州に至る太平洋岸で、東シナ海、駿河湾、土佐湾です。

高足ガニは産地へ食べに行こう

[タカアシガニが流通に向かない理由]

  • 長くて太い足、大きな体ゆえに蟹自身の水分量が多く、デリケート
  • 鮮度を保つには、いけすでの管理が重要
  • とにかく大きいので調理器具と料理人の腕も必要

戸田漁港周辺には、タカアシガニ専用の蓄養場やいけすの設備を持つ料理店があり、新鮮なタカアシガニを味わう事ができるのです。
注文を受けてから、生きているタカアシガニの調理を始めるから、とにかく鮮度が違います。

のいち食堂で高足ガニまるごと一匹食べてみた

私は家族三人で戸田の「の一食堂」を訪れました。
タカアシガニを一匹まるまる、ぜいたくに食べると決めていたので、予約の上、来店しました。
タカアシガニはゆでるのに40分位かかるそうです。

カニの品質により一匹1万円~2万円とのことで、おもいきって13000円のカニを頼みました。
ランチメニューのお得なお刺身定食とアジエビフライの定食も注文しました。

一匹丸々、大皿にのせられ運ばれてきたタカアシガニは、真っ赤で大きくて圧倒されました。
「すごーい!大迫力!」

お店の方に、洗面器サイズのカラ入れとビニールのエプロンを渡されました。
「いただきまーす!!!」
カニの甲らは開かれて、10本の足は外されています。

今までのカニの常識をくつがえすほど太くて長いカニの足です。
カニ足の関節をバキッと折った瞬間にカニの汁が周りに飛び散りました。そしてすごい勢いで、ゆで汁?がこぼれ出てきました。
急いで汁を皿に受け流します。

「ふーっ、エプロンの理由はこういうことかー」
カニ足からあふれる汁が落ち着いたので、カラを引き抜くと、極太の身がきれいに出てきました。
「わー、なんだコレー、スゴすぎるー」

高足蟹の足のむき身
カニカマ何個分?

例えるなら、まるでバナナや魚肉ソーセージを食べる時の様に皮をむいて、らくらくガブッとかぶりつけるのです。
「ワンハンドスタイル」という言葉を知りました。まさしくコレですね。

タカアシガニは身がしっかりしていて、たれ下がらないんです。
だからTVのグルメレポーターみたいに、カニの足を上からぶら下げて大きな口で迎えに行かなくてもいいんです。

生きたタカアシガニを注文後にゆでてくれるので、弾力があってとてもおいしいです。
「今までのカニは何だったのか、、、」
きっと冷凍したカニは大なり小なり身がスカスカになって、身ばなれも悪くなるんでしょうね。

とにかくタカアシガニは身の食感が良く食べ応えがあります。カニの身の味もしっかりしているので、カニ酢は必要ありませんでした。人数分の小皿にカニみそが出されていて、お好みでカニ身をからめて頂きます。

カニ足3本以上をたいらげる時間は至福の時でした。

大奮発(だいふんぱつ)して、タカアシガニ一匹まるごと13000円を注文して本当によかったです。
おもいっきり「カニを食らう」経験ができ、忘れられない思い出となりました。

「の一食堂」の2階には目の前の海を見渡す広いお座敷(床に座布団)があります。小さなお子様連れの方や、お祝いの席としてゆっくりくつろげるお店です。

沼津戸田 高足蟹のお店の比較

3店舗をピックアップ。お店選びの参考になさってください。

「の一食堂」
戸田港漁協前 📞0558ー94ー3225
定休日;水・火(不定休)
営業時間;10:00~17:00
駐車場;一般15台 第2P大型専用

タカアシガニ一匹;¥10000 ¥13000 ¥15000 ¥20000の4択
調理法;ゆでる
✴眺めの良い広い座敷あり
の一食堂(のいちのページ)


「食事処 丸吉(まるきち)」
戸田566ー2 📞0558ー94ー2355
定休日;
営業時間;月~木11:00~17:00 土日祝日;11:00~19:00
駐車場;15台

タカアシガニ一匹 ¥10000~25000
調理法;蒸す 焼く 刺身
オススメ;一匹蒸し上げ→カニみそがそのまま残る
割烹民宿併設
✴交通手段;沼津港より高速船(30分)も可
西伊豆 戸田の割烹民宿・食事処 丸吉【公式サイト】



「お食事処 かにや」
沼津市戸田354ー4ー2F 📞0558ー94ー2235
定休日;月 火 臨時休あり
駐車場;一般30台 バス3台

タカアシガニ一匹 ¥15000~25000
調理法;ゆでる 焼く 刺身
網元光徳丸直営店
お品書き » 光徳直営「お食事処かにや」戸田本店


戸田の3店について、タカアシガニの調理法や特色、定休日をまとめてみました。
定食・コース料理・一品料理など詳細については各サイトにてご確認いただけます。

ゆでvs蒸し どっちがおいしい?

タカアシガニがとてもおいしかったので、翌年も家族で戸田漁港を訪れました。
前回は「一匹まるごとゆであげ」だったので、二回目は他店で「一匹まるごと蒸し」のカニを頂くことにしました。

食べ比べた正直な感想としては、ゆで蟹の方がおいしかったです。蒸し蟹を一口食べた時点で、苦みやえぐみを感じました。
家族全員が一口食べて「あれっ?」と思いました。

調理方法が蒸しの方がカニミソがたくさん出てくるのですが、好き嫌いがわかれる濃厚な味です。私はカニミソの味が苦手であまり食べられませんでした。

前回のゆで蟹は甘くておいしかったので、翌年の蒸し蟹の苦みは残念でした。個人で味の好みもありますし、苦みはカニの個体差もあるようです。

割引クーポン
  • の一食堂:クーポン発見できず
  • 食事処丸吉:食べログに「丸吉食堂お会計より8%off」を発見 土日祭日利用可
  • お食事処かにや:自社サイトに「お会計より5%オフ」を発見 土日祝利用可


 共通のご案内

  • カニの値段は大きさ量というよりも身質・みそ等で決まります。
  • 禁漁期間(5~8月)でも専用蓄養場のタカアシガニをお召し上がり頂けます。
  • 数に限りがあり、準備にも時間がかかる為、予約の上ご来店願います。

伊豆半島へおでかけ計画

今回ご紹介したお店以外にも高足ガニの取扱店はまだまだあります。
「カニをたらふく食べる!!」希望に満ちてきた方は、ぜひお店を吟味してみてくださいね。
「北海道へカニを食べに行くぞー」という気持ちで「伊豆半島でたらふくカニを食べるプラン」をたててみては、いかがでしょうか。

旅行中はもちろん、実はプランを練っている時がとても楽しかったりします。
現在おでかけは難しい状態ですが数ヶ月かけて、とびきりのプランを練ってワクワクしてみませんか。

熱海・沼津から南の伊豆半島には、すてきな観光スポットが盛り沢山です。


タカアシガニは世界一の蟹

タカアシガニはエビカニの甲殻類の中で最大のカニです。

脚を広げると4m以上、体重20kg近くになるものもある。
[引用抜粋:タカアシガニの神秘 の一食堂 中島 茂司]

の一食堂には、海の深さまで掘り下げた自然海水槽が家の中にあり、あの「さかなクン」も訪れたことがあるそうです。
 

戸田では、全長3m以上の超ジャンボカニが年に数回水揚げされています。
全長サイズ1m以上のタカアシガニが多く出回ります。(甲らのサイズは20cm台)

日本一深い駿河湾の深海に住むタカアシガニの風ぼうは、一種独特の迫力があります。見た目が恐いので「本当においしいのか?」疑いをかけられる事もしばしばです。
 

漁協でイルカの切り身を発見!

イルカの切り身パック
イルカは珍しい
 
余談ですが、戸田漁協の直売所をのぞいてみてビックリ!イルカの切り身パックが売られていました。
クジラの切り身のパック売りは、スーパーで見た事がありますが、イルカは初めてでした。
 
脚が一本足りないタカアシガニには「特価1万円」の値札が付いていました。

海のめぐみに感謝する気持ちになりました。

他の産地はどこ?

私が訪れた戸田以外にも、高足蟹の産地がいくつかあるのでご紹介しておきます。
静岡県浜松市
愛知県蒲郡市、豊橋市
大阪府大阪市
徳島県南部
千葉県鴨川市、富津市、八千代市

上記の地域で、おいしいタカアシガニを食べる事ができます。


さらに千葉県の道の駅で(主に冬季)タカアシガニが販売されているという情報をつかみました!
9月~翌年の5月位までがタカアシガニの旬なので、もし入荷していたら絶好の購入チャンスです!

千葉 道の駅 「ちくら潮風王国」と「富楽里(ふらり)とみやま」で小さいものなら4000円でタカアシガニが販売されている事があります。特大は一万円。

ご自宅に大きなお鍋と、あのカニをゆでる腕と勇気があれば、お得この上ないです!