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コンテンツが存在しない訳 アドセンス不承認 はてなブロガー必読

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2021年2月4日更新
私はSNS初心者でブログを始めて、グーグルアドセンスに初申請をして1年以上が過ぎました。
アドセンスに挑戦し続け、3つあった不承認理由がついに1つになりました。

「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」

この問題を解決しようと、ずーっと原因を探していました。そしてついに、原因の一つと考えられる「実質空のページ」の存在をつきとめました!


コンテンツが存在しないページ
アーカイブの空ページ


上下のスクリーンショットが実例です。記事を公開した際に自動生成される関連ページは、記事を下書きに戻したり削除してもWeb上に残ってしまう事がわかりました!関連ページとはアーカイブや前後の記事へのリンクなどがあります。


記事がなくなっても残るページ
謎の空のページ


まさか「からっぽのページ」が公開されているとは!
まさに「コンテンツが存在しない」ページが公開状態になっていました。

私はグーグルサーチコンソールで謎のURLの存在に気がつき、はてなブログへ問い合わせをして事実の確認を行いました。
回答を得てあきらかになった部分もありますが、推測やわからない部分もある事をご承知おき願います。

今回の私の指摘に関して「はてなブログ」側も修正の必要性を認めています。
修正点とは「記事の削除後に残された関連ページのステータスコードが404であるべきところを200になっている問題」です。

ただ、いつ修正を実行してくれるのかはっきりしたコメントは頂けておりません。もしかしたら私と同じ状態で困っている「はてなブログユーザー」が大勢いらっしゃるかもしれません。一日も早い対応をアピールしていきましょう!!
では詳しい説明いきさつに入っていきます。

記事の削除を行うとアドセンスに通りにくい訳

Google AdSenseの不承認から抜け出せないはてなブログユーザーに関する記事は、ネット上のあちこちで見かけます。私もその一人で、たぶん最悪の手順をふんでいるパターンです。
ただ色々な記事を読んでも解決の糸口が見えず、ふに落ちない状態でした。

[悪い見本:私のブログの経緯]
2019年6月 無料のはてなブログをスタート(毎日更新)
    9月 はてなブログProに申込み独自ドメイン取得 100記事以上を引継
   10月 グーグルアドセンス初申請→不承認(記事の量産をストップ)

数ヶ月間、申請と不承認を繰り返しながら、ブログについて学び改善を続ける

2020年4月 不承認の理由が3→1に減る
   6月 実質空のページを発見

今になってわかりますが、はてなブログユーザーの諸先輩方が言及している通り「一番やっちゃダメなパターン」でした。はてなブログを途中でプロに変更して苦労する話はたくさん見てきましたし、自分も体験しました。

無料→Proに移行した記事はすべて下書きに戻しました。独自ドメイン取得以降に公開した記事もいくつか下書きに戻しました。
グーグルサーチコンソール上にカバレッジの除外としてリストにあがっていて、且つ不要だと判断した記事はブログから削除しました。ブログから削除してもグーグルの検索に上がってきます。数ヶ月たってもなかなか消えません。
待っていても消えないので「古いコンテンツの削除」を実行しました。これまでもいくつかの記事をこの方法で削除依頼をして承認され消えたものもあります。

なにせ100近い記事を下書きに戻したり、削除したのでグーグルサーチコンソールをのぞいてみるとグチャグチャになっているんですよね。記事を削除する行為は節々で悪影響を招き、アドセンス不承認の一因となる可能性があります。

Google Search Consoleで除外リストをチェック

グーグルサーチコンソールのカバレッジの除外を選択して項目を見ていきます。404やクロールエラーなどが出てきます。
私の場合は「クロール済み インデックス未登録」が30近くあり目立ちます。
「クロール済み インデックス未登録」を選ぶと該当のURLがヅラッと出てきます。そのURLのリストを元にして「古いコンテンツの削除」の作業を進めました。

リストアップされているURLの中には?page=数字のら列や記事中の文言が含まれていたりします。とにかく謎のURLをコピペして「古いコンテンツの削除」を一つ一つ依頼していた時です。
「URLを分析しています」のメッセージの後に様子がおかしくなりました。そのURLの分析にすごく悩んでいるみたいで、そのURLに限って手続きが中断されてしまいました。
しーん…
「アレ?私、実行し忘れた?」
試しにもう一度、削除依頼を実行すると「まだ所有者によって削除されておらずページは残っています…はい・いいえ」という様な内容のメッセージが出てきました。
「どういうコト?」
私はまさかと思いつつGoogleの検索欄に問題の謎のURLをペーストしてエンターキーを押しました。私のブログが開き?本文のスペースに「まだ記事がありません」と表示された次の瞬間に「はてなブログへようこそ!」の表示に変わりました!
「何コレ?」


下のURLを開くと冒頭に載せたスクリーンショットの空っぽのページが出てきます。(はてなブログが修正対応してくれれば「NOT FOUND」の扱いに変わります)

htリンクを外す為文字を挟んでいますtps://www.midoer.work/category/子育て?page=1567130100
(この記事でリンクをはっていたらモバイルユーザビリティ上で再検出されてしまったので、リンクを外しました)

「何か嫌な予感がする…他の謎のURLも公開中なのか!?」

下の3つのURLを試したら、パターン違いで空っぽのページが開きました。2つが「はてなブログへようこそ!ブログの使い方は?」だけ本文中に表示されます。
最後の1つはスクショのやつで「2019_07_01からの1ヶ月間の記事一覧」と「記事はありません」と表示されます。

htリンクを外す為文字を挟んでいますtps://www.midoer.work/?page=1565402100

htリンクを外す為文字を挟んでいますtps://www.midoer.work/?page=1573178400

htリンクを外す為文字を挟んでいますtps://www.midoer.work/archive?page=2


記事が削除されたのにアーカイブのページがからっぽの状態で残っています。
私が知らないところで、まさに「コンテンツが存在しない」ページが公開されていました。みなさんは、ご存知でしたか?

「実質空のページを早く削除しなきゃっ!」
サイトの所有者なのに削除したくてもできない…どうすればいいの?通常の記事の管理画面からはどうすることもできません。
「はてなブログへようこそ!」の表示がある以上、はてなブログのシステムや設定上の問題と推測できるので対応してもらうしか道がありません。

公開中の空ページを削除したい

執念で「コンテンツが存在しない」ページを発見したものの、あとは「はてなブログ」側が対応してくれるかどうかにかかっています。祈る思いで「実質空のページ」が生成されている事実と対応依頼をお問い合わせフォームから送りました。
毎日ドキドキしながら待ち続け、6日後にはてなブログからメールが届きました。

私は回答内容を見て泣きそうになりました。要約すると「私の指摘通り修正が必要なので、今後対応を検討する」というものでした。
「確かにおかしいから、そのうち直すかもね」って言われている気がしてなりません。
このままじゃ、「コンテンツが存在しない」問題がいつ解決するかわからないよー(泣)

私としては納得できなかったので、詳しい説明と対応を求めてもう一度メールで連絡を取りました。そして再メールから5日後、丁寧な説明が加わりましたが回答内容は以前「修正を検討する」というものでした。


「空ページを削除する」とも「ステータスコードを正しい状態にする」とも言及していません。

記事の変更や削除に伴い、記事の表示ができない場合は404を返すべきで、現状200のステータスコードになっている為に空のページが公開され続けています。
404→NOT FOUND
200→公開中

問題点をつきとめたのに、はてなブログ側に動いてもらえなければ目の前の問題が解決できません。私は3回目の連絡を取り「検討ではなく実行」をお願いしました。

私の再再々連絡から3日後位に「…問題がなければ修正を行う予定となっております」という回答を得ました。
しつこくお願いしてつかみ取ったコメントですが、イマイチ対応してくれるのかグレーです。
みなさんは、どう解釈しますか?一日も早く正しいステータスコードの設定を実行してもらうべく、声をあげ続けるしかないみたいです。


飼い主の様子を伺う犬
真剣なんだね 応援してるよ


記事を下書きに戻すのも要注意

ちなみに確認を進めていく中で、下書きに戻した記事も削除した記事と同様に付随(ふずい)するページがWeb上に残ってしまう事がわかりました!自動生成された後に残ってしまっているページは、グーグルに発見される場合とされない場合があるみたいです。

はてなサポートの回答メール

一連の内容を専門的に説明する為に、はてなブログのサポートの回答メール①②③④を載せておきます。詳しい説明が含まれているので長文です。

[回答メール①]
お問い合わせの件につきまして、ご連絡いただきましたURL内にて「まだ記事がありません」として表示がされているものにつきましては、存在しないページの場合には404のステータスコードが返るべきところでしたが、200で返っている状態となっておりました。
こちらにつきましては修正対応を検討させていただきたく存じます。ご指摘いただきありがとうございました。
[引用抜粋:はてなサポートメールより]

[回答メール②]
今いちど本件につきまして仕様含め、ご説明をさせていただきたく存じます。

はじめに、今回ご連絡いただきました「実質空のページ」としてご連絡をいただきましたURLの件でございますが、
これは、ブログの記事一覧ページで「次のページ」をクリックした際に表示される?page=xxxx形式のURLとなります。
※該当のURLがどのようなものであるかご利用のはてなブログを元に注釈をいれたスクリーンショットを添付させていただきますのでご参考としていただけますようお願い申し上げます。

こちらのURLについては、記事が作成(公開)されるのに伴ってこちらのURLもあわせて生成されますが、その後記事が削除されるなどした場合、そのURLには掲載される記事がなくなるのに伴い、URLにアクセスいたしますと「記事がありません」といった表示が行われます。

現在「記事が見つかりません」という表示になっているURLについては、上記のような要因で以前はアクセスできていた記事一覧ページをGoogle側がインデックスしていたことでGoogle Search Console側にも検知されているものと思われます。

次に、ウェブページの仕組みとしまして、ページを表示する際には、ステータスコードと呼ばれるページの状態を知らせる情報をあわせて送っております。

先述いたしました「記事がありません」というページでは、ステータスコードには「このページのコンテンツは存在しません」という情報を送る必要がございます。

このステータスコードと呼ばれるものをGoogleなど検索エンジンでは認識するため、「このページのコンテンツは存在しません」という情報を受け取った場合には、検索結果から掲載されなくなります。

今回ご連絡いただきましたGoogle Search Console上のエラーにつきましては、弊社提供のものではなく、Google側が提供するサービスであることも含め、弊社側ではエラーが検出される明確な理由や要因等はわからず正確な対処となるかにつきましてお答えできかねますが、弊社で確認したところ、ご連絡いただきましたはてなブログのURLは本来「このページのコンテンツは存在しません」とするコードを送るべきところを、送れていなかったため、Google Search Console側でもエラーとして表示が行われていた可能性があると判断し、弊社側ではステータスコードを「このページのコンテンツは存在しない」といったように変更する修正を行うことを検討いたしております。

こうした対応を行うことにより、ブログを閲覧している閲覧者には、「記事がありません」というページを表示させ、ブログトップへの動線を表示したり、できるだけ利便性を保ちながら、検索エンジンには掲載されないようにする、といったことが可能となります。

そのため、こうしたページ自体が存在することにつきましては不具合とは異なる意図的なものとなっており、希望されているページ自体の削除がサーバー側の返す標準エラーでの表示を希望されている場合には Google 側でも、404ページ(存在しないページ)を独自にカスタマイズを行い、「記事がありません」といった独自の表示を推奨していることも含めて、当該ページで「記事がありません」と表示した上で、「このページのコンテンツは存在しない」(404ページ)のステータスコードを送るといった対処とさせていただいておりますため、何卒上記仕様での対応につきましてご理解をいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
[引用抜粋:はてなサポートメールより]

[回答メール③]
下書きに戻した場合であっても公開され続けるかとご質問いただいた件でございますが、いちどそのページ数がリンクとして現れ、Google側が発見した場合には、下書きに戻しても発見したURLは失われないため、下書きに戻していただいても状況は同じとなるものと見受けられます。

また、「検討」としてお伝えさせていただいている点につきましては、問題や状況の調査などを行う必要があるため、検討と回答させていただいております。問題なければ修正を行う予定となっております。
[引用抜粋:はてなサポートメールより]

この問題をあいまいのまま終わりにしたくないので「ステータスコードの修正実行のメドがついたら、お知らせ願います」と4回目の連絡を入れさせて頂きました。
そして数日後の6/23、修正対応後に連絡を頂ける旨のメールが届きました!

[回答メール④]
この度は回答までに時間を要しており、またご心配をおかけし申し訳ございません。

ご希望に添えず大変申し訳ございませんが、システムの改修の予定については一律回答いたしておりません。
本件につきまして対応いたしましたら、ご連絡をさせていただきます。
[引用抜粋:はてなサポートメールより]

希望の灯がついた様な…信じて待つしかないですね。数日?数週間?まさか数ヶ月…ナイナイ



グーグルアドセンスの不承認理由の一つである「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」に関して明確な基準が公表されていません。ゆえに今回私が見つけた問題が解決すればクリアできるとは限りません。
それでも「ほぼ記事がない」ページが一つでもあればアウトなのか?割合的にアウトになるのか?私にはわかりませんがステータスコードの修正がきちんと行われれば問題材料が減るのは確かです。

ああ、一日も早く「ステータスコードの修正完了しました」連絡が届きますように…

問題点まとめ
  • 記事の公開後に下書きに戻したり、削除すると関連ページが残ってしまう
  • 残ってしまった関連ページのステータスコードが404であるべきところが200で存在している

【2020年10/15追記 一部修正完了】

はてなブログにシステム改修の依頼をしてから約4ヵ月後、ついにステータスコードの修正の対応が完了したというメールをはてなサポートの担当者様から頂きました。

早速、確認してみたところ問題が解決したURLもあれば、いまだに謎のページが表示されるURLも残っていました。「はてなブログへようこそ!」と表示され以下空白のほぼ空のページが存在しています。
つまり、まだ問題は解決していませんでした。落胆…そこで再びメールで対応をお願いしたところ、下記の返信を頂きました。

あらためまして以下URLに関するご連絡をいただきありがとうございます。
本件につきまして、カテゴリーでのページリンクとなり、今回対応いたしました内容と同様の問題が考えられますため引き続き対応を検討させていただきたく存じます。
[引用抜粋:はてなサポートメールより]

返信内容から自分なりに推測すると、はてなブログのシステム全体としてステータスコードの改修がなされるわけではなく、発見された個別ヵ所について修正を入れるという事のようです。私が把握している残りの3つの問題のURLについて、今回再び指摘しました。

技術的な事は私にはわかりませんが、発生ベースでの修正となると問題を完全に解決できるのか疑問です。
とりあえず、再びはてなサポートからの回答を待つのみです。

【2021年2/4追記 アドセンス合格】

ここで結果をお知らせします。
私はGoogleアドセンスの審査を突破するためにBloggerでブログを立ち上げました。そして2021年1月Bloggerのサイトが審査に通ったので、このはてなブログのサイトをアドセンスに追加申請したところ承認されました。


アドセンスへのサイト追加は審査が通りやすいという説もあり、本命のサイトの申請をしたい気持ちが高まり、試しに問題のURLがどうなっているか検索窓に打ち込んでみました。
はてなブログ側から対応完了の連絡は受け取っていませんでしたが、問題の3つのURLはすべて404のステータスコードへ修正されていました。
「これで、やっと審査通過できる!」

コンテンツが存在しないという理由で10回以上ずーっと不承認になっていた「はてなブログ」のこのサイトは、半年ぶりにアドセンスの申請をしたところ翌日に合格通知が届きました。

Bloggerの新設サイトのおかげ

コンテンツが存在しないページ(ステータスコード200)の問題について、はてなブログ側の対応が長期化する予感がしていました。

いつ修正が完了するか全くわからない状態だったので、私は「はてなブログ」のサイトと少し距離をおこうと考え、Googleが運営する「Blogger」でブログを始めました。


「はてなブログでアドセンスの審査につまづいたら、Bloggerで新規にブログを開設して申請した方が早い、審査に通りやすい」といった記事を以前から複数見かけていました。

また新たにイチから、まったく違うブログサービスでブログをスタートさせるのは自分にとってハードルが高かったのですが、前に進むために決心しました。はてなブログユーザーの中にはBloggerも利用している方がいらっしゃるので情報も得られ、私的には心強くて助けられました。

実は打開策として取り組んだBloggerにおいても、私は落とし穴にはまり4ヶ月間を棒に振る経験をしました。
興味のある方は下記のリンクからBloggerの私のサイトの該当の記事にとべます!

Googleアドセンス 何ヶ月も審査中 コードの不備が原因でした-何とかなりますように



私のように迷走することがないように願いますが、もし同じ境遇におちいってしまったなら試してみてください。解決方法は、きっとあります。