私は以前、タランチュラ?(巨大クモ)が部屋に侵入するという恐怖体験をしました。自分が見てきた生き物の中でダントツでこわかったです。
ペットか何かで逃げ出したタランチュラに遭遇(そうぐう)してしまったみたいです。
私が住む横浜や、旅行先の千葉や沖縄でそこそこのサイズのクモを見たことはありましたが、大きくて脚が太くて全身ビッシリ毛でおおわれた大迫力のクモを生で見たのは後にも先にも1度だけです。
予期せぬ恐怖のアクシデントに見まわれ、頭がパニックになりました。
最近、横浜ではペットのアミメニシキヘビが逃げ出して大騒ぎになりました。さらには市内の公園ではイグアナが発見、捕獲されました。
ペットとして飼われていた爬虫類やクモが逃げたり、離されたりして住宅地にひそんでいるケースも珍しいことではないのかもしれません。
今回の恐怖体験を経て、何が正解だったのか、まとめておきたいと思います。もしも、あなたのお部屋に怖い生き物が入り込んでしまった時に備えて、記事を読み進めて頂けたら幸いです。
巨大クモを家で見た時の対処法
自宅内にヤバいクモが侵入してしまった場合の対処法は主に4つです。
①殺虫剤でやっつける
②虫取りアミ(タモ)でつかまえる
③ホウキで追い払う
④誰か(便利屋さん)に助けを求める
殺虫剤、アミといったアイテムがあったとしても、退治するにはあまりにも大きくてクモのビジュアルがとにかく恐ろしいです。
無理だと思ったら、第三者(便利屋さん)に依頼する選択もあります。

私は実際に便利屋さんを頼った結果、非常に助けられました。
タランチュラが恐すぎて頭が真っ白になり、私は自分の電話番号が言えなくなるほどでした。手も震えていました。
タランチュラ?遭遇体験
それは娘が生後数ヶ月だった頃の出来事でした。平日の午後、私は A型ベビーカー(ほぼフラットになる新生児用)に娘を乗せて、お散歩から帰宅しました。
私は娘をベビーベッドに寝かせてから、玄関の中のベビーカーをたたんで壁際に置きました。
次の瞬間、ボトッ!ワラワラワラワラ… 何か大きな黒い塊が、ベビーカーを置いた 衝撃で床に落っこちて 玄関の段差をのそのそと登り、すぐ隣の和室に入って行きました!
「 えっ?何?」
和室の戸が開いていたので、あっという間にその黒い塊が部屋の中に入ってしまいました。
恐る恐る和室をのぞくと壁にあのタランチュラがくっついていました !
「えっ?何コレ?何がどうなったの?何で目の前にタランチュラがいるの?」
現実を受け入れがたく、恐怖で 血の気が引いていきます。どうやらお散歩中にお寺の林の脇を通った時に黒いベビーカーにタランチュラがもぐり込んでしまったようです。
テレビとかで見たことのある、大人の手のひらサイズのクモで、胴体は大きく、脚も太くて、全身にびっしりと毛が生えていて黒いし、すごい存在感です 。
とりあえず和室の戸を全部閉めて、赤ちゃんの娘を2階へ運び安全を確保しました。
「どうしよう…あと2時間位したら夫が帰宅するけどクモは大の苦手だし、しかもタランチュラと対決なんて絶対無理だろうし… うーん。どうしよう私がやるしかないか…」
虫取り網はウチにないから…私はバスタオルとレジ袋を持って、タランチュラを警戒しながら和室の戸を開けました。
「どこ?どこにいる?」
いました天井に!スゴい存在感だからすぐに見つけました。

私は勇気を振りしぼり、丸めたバスタオルをタランチュラめがけて投げつけますが、何回やっても落ちてきません。タオルが当たっても不動で 何か私に糸を吐いてるみたいで少しベタベタしました。
「 だめだ。どうしよう…」
恐怖で手足が冷たくなってくるし、全然いい考えも思いつかない…
私は一旦、和室を後にして戸をきっちり閉めて落ち着いてよく考えました。
ピンチな時ほど冷静に…
「そうだっ!近所にある便利屋さんに頼んでみよう!」
困った時は便利屋さんを頼る
たまたま、家のご近所に開業した便利屋さんがありました。当時、 PCもスマホもなかったので私はすぐさま走って行きました 。
私:「すみません。部屋に大きな毛グモが入り込んだんです。駆除していただけませんか?うちすぐ近所なんです」
便利屋さんの受付の方もびっくりした様子でしたが、「それはお困りですね。すぐにスタッフと連絡を取ってみます」
ドキドキ…
受付の方:「今の現場から引き上げ中で、間もなく戻るので、すぐに伺うそうです! 」
私 :「ありがとうございます!」
私が自宅に戻り、しばらくすると便利屋さんの店長さんが来てくれました。 手には長い虫取り網?タモ?と殺虫剤を持っています。
私は和室へ案内し、隣のリビングで待機していると店長さんの声が聞こえてきます。
店長さん:「思っていたより全然デカい!」
扉越しに店長さんと巨大クモの一対一の緊迫した様子が伝わってきます。絶対怖いと思います。
恩人すぎる…
しばらくして店長 さんが「奥さん、もう大丈夫ですよ」と言いました。店長さんは部屋の中のベビーベッドを見て配慮して殺虫剤は使わず、タモでクモを捕まえてくれました 。
店長さん:「じゃあ外に離しますね」
私:「また戻ってきたら怖いので遠くでお願いします 」
結局、店長さんが外で殺虫剤でクモを処分しました 。
さてお会計!
私は出張費3000円は近所だからサービスしてくれるかもと期待していて、作業代を5000円前後と覚悟していました 。
店長さん:「初回のお客様には簡単なアンケートをお願いしています」
私が記入して店長さんに渡したところ「あれっ!うちの奥さんと誕生日同じじゃないですか!すごい偶然ですね 。じゃあ今回は1000円でいいですよ」
神(カミ)対応!!!
私: 「本当にいいんですか?ありがとうございます! 本当に助かりました !」
大恩人の店長さんは笑顔で帰って行きました。
まとめ
タランチュラと呼びましたが「オオツチグモ」の可能性もあります。脚がすごく太かったので「アシダカグモ」ではないと思います。
益虫としてそのまま放置できるようなクモではありませんでした。
自分たちでは手におえない場合は便利屋さんを頼るのも一案です。通常、千円で済むことはないので料金の確認が必要です。
[タランチュラだったなら]
- ペットが逃げたクモかは不明
- 牙(キバ)に毒があるが人間に死亡例はなく微弱
- 腹部に刺激毛があり身の危険を感じると飛ばす
- 刺激毛が人の皮膚につくとかゆみが出る。目に入ると最悪失明する場合もある
(私は幸い皮膚のかゆみも目も無事でした)
他にもあります。思わぬアクシデント!
www.midoer.work
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〈参考サイト〉
タランチュラの画像が出てくるので閲覧注意です。
タランチュラ住宅街で発見、なぜ…警察保護|日テレNEWS24