2022年9月11日更新
新車購入時の割引は最大で10~13%が相場と聞きました。購入する車の車両車体価格が181万円なら理想の値引き額は23万円という事になります。
私たち夫婦は16万円の値引きと、下取り額アップの15万円とプラスαで合計31万円相当の値引きに成功しました!
トヨタ自動車の「Sienta シエンタ」をご存知ですか? コンパクトながら最大7人乗れるミニバンです。
我が家の車は12年愛用の赤シエンタ❤
車の買い替えが必要になり、選んだ車はまたもやシエンタ! 今度は黄シエンタ💛
本当は他のメーカーの車種にして気分転換をしたかったのですが、価格・機能・その他の理由で結局また「シエンタ」に決めました。
初代「シエンタ」は2003年に登場。 二代目「シエンタ」は2015年にデザインが一新されました。
2022年秋には三代目シエンタが大幅イメージチェンジをして登場しましたね。
コンパクトボディ、2列目スライドドア、バックドアから長い物・大きな荷物も載せられるといった優れた機能はそのままに、外装デザインが「カワイイ」→「カッコイイ」へチェンジしました。
同じシエンタでも見た目は、まるで違う車になりました。
旧シエンタも新シエンタも大人気車種で、近所でも街でも道路でも本当によく見かけます。
一口に「シエンタ」と言っても、新車販売されているシエンタは、5人乗り、6人乗り、7人乗りと複数のタイプがラインナップ。
メーカー希望小売り価格を参照すると、本体価格はタイプにより181万円~260万円程で幅があります。
ハイブリット車はガソリン車より約40万円高くなっています。
装備品やオプションによっても総額にかなりの差額が出てきます。
参考として、どのタイプで何の装備を付けて、いくらで新車購入したのか具体例をあげておきます。
シエンタの新規購入を考えている方は、値引き交渉の判断材料にしてくださいね。
- シエンタ総額200万円 値引額31万円
- 新車シエンタ費用の内訳
- 買取専門店で査定しておく
- ディーラーで下取りしてもらう理由
- シエンタの競合はフリード
- 熟考して選んだオプション
- 車にも人生設計が必要
- 車を処分する時のアドバイス
- 新車購入時のまとめ
シエンタ総額200万円 値引額31万円
本体・オプション・取付工賃・諸費用・税金・全て含めた支払い金額がピッタリ200万円でした。
値引き交渉の中でディーラーの担当者が提示した数字が「¥2.000.000ちょうどでやらせて頂きます」という着地点でした。
契約時に1万円を支払い、1週間以内に9万円を振込み、納車1週間前に190万円を振込みました。利子や手数料を払いたくないので分割払いではなく、一括払いにしています。
新車シエンタ費用の内訳
車両本体価格 ¥1.809.500以下全て税込
[ FUNBASE X 5人乗り ガソリン車 FF]
メーカーオプション
・スマートエントリーパッケージ ¥40.700
・ナビレディパッケージ ¥36.300
計 ¥77.000
付属品
・ETCセットアップ ¥2.750
・ETC車載器(ビルトイン)ボイスタイプ ¥25.850
・TCナビ「NSZT-W68T」 ¥167.310
・ドラレコセルスターCS-91FH前後タイプ ¥63.859
・フロアマットオリジナル2列用 ¥27.500
・特別用品値引 -133.939
計 ¥153.330
諸費用
自動車税、重量税、自賠責、法定費用、リサイクル預託金等含む全ての諸費用
計 ¥142.370
シエンタ下取り価格
今回、実現した割引額は¥316.139でした!
内訳:下取り+本体割引+付属品割引
年式H18 走行距離6万㎞ 12年使用で右前が少しへこんでいるシエンタを15万円で下取りしてくれたので、悪くない話だったと思います。
トヨタの営業担当者の方いわく、「あからさまに値引きできないので下取り車の査定額で調整させてください」とのことでした。
新車注文書という書面上の記載では
車両本体値引ー30.000
特別用品値引ー133.939
となっていました。
買取専門店で査定しておく
本当は、中古車買取店で処分予定の車の査定額を確認してから、販売店に新車を見に行く事をおすすめします。
事前に査定しておくメリット
- 新車購入時に「下取り車の査定額」と「新車の割引額」を分けて考える事ができる
- ディーラーの下取りと専門業者の買取りでは販売経路が異なる為、査定額に差が出るケースがある
- 査定額の結果により処分先を選択できる
WEBで簡単見積すると
専門業者に査定額を出してもらう簡単見積もりのサイトに必要事項を入力すると、送信した直後にアポイントの電話がかかってきます。
車種、年式、走行距離に続いて、名前、メールアドレス、電話番号が入力必須項目になっているのです。
夫が会社の昼休みに査定比較サイトから簡単査定依頼をしたところ、送信ボタンを押して数秒で5社から一斉に電話がかかってきて大変だったそうです。
画面上でざっくりした査定額を知りたかっただけなのに…電話で目安となる査定額を教えてもらおうとしましたが、年式が古いせいかあまり良い返事は聞けなかったみたいです。
実際に実物を確認しないと何とも言えないのでしょうが、その電話の応酬(おうしゅう)で嫌になってしまった夫は、5社すべての査定訪問のアポイントをお断りしました。
複数の業者を同じ日の同じ時間に呼んで査定してもらう技があります。合理的ですが私にはできそうもありません。
査定は1時間かかる
街に店舗を構える中古車買取専門店には「ガリバー」、「アップル」、「ビッグモーター」などがありますよね。
ビッグモーターさんに電話で確認したところ、予約後来店して査定には1時間ほどかかるとの回答でした。
本当は私たちはトヨタの帰りにビッグモーターに寄るつもりで予約も入れておいたのですが、シエンタの商談が長引いて夕方になってしまい、買取専門店の査定をキャンセルしてしまいました。
車の購入時はタイプやらナビのグレードやらドラレコつけるかどうかなど考える事が多く、それぞれ何万何十万するものなので判断するにも時間がかかります。
けっこう疲れるので、別の日に中古車買取専門業者に査定してもらう事をオススメします。
ディーラーで下取りしてもらう理由
ネットで調べてみると、H18年式 走行距離6万㎞のシエンタの査定額の相場は4~7万円でした。
下取りに15万円つけてくれているディーラーの査定額は悪くないと判断しました。
ちなみに、フリードを見に行った時にホンダの営業の方には、下取り価格1万円と言われてしまいました。
ディーラーで商談中に別の担当者が査定してくれるので手間なしです。
ディーラーで下取りなら、納車日の来店は処分する車で行って新車で帰ってくればいいのでスムーズです。
ディーラー以外で処分すると、買い取り店からの帰りとディーラーへの行きの足に困ります。
結論としては、買取業者と販売店の下取り価格と労力をてんびんにかけて判断するのが良いですね。
シエンタの競合はフリード
テレビコマーシャルにひんぱんに出てくる「ホンダのフリード」がカッコイイと思い、気になっていました。
7人乗りのミニバン購入者の多くがシエンタとフリードを比較検討します。
せっかく車を買い替えるなら、初めてのホンダ車のフリードでおもいっきりイメージチェンジしたい!夫婦共にフリードを買う気マンマンでホンダの販売店を訪れました。
店長さんが接客してくれたのですが、決算月にもかかわらず値引きに応じる姿勢はまったくありませんでした。
フリードを実際に見せてもらうと、魅力的なデザインで高級感がありました。夫婦そろってフリードをとても気に入りましたが、見積書を見ると270万円と印字されていました。
私の心の声:「うーん高い…車に270万ってどうなの?」
夫の心の声:「うーん高いけど、今まで節約ばかりで我慢してきたし、買ってもいいのかな?」
この時点では、再びシエンタを買う気はサラサラなかったのですが、値引きを引き出すために「フリードが本命でスゴク気に入ったのですがトヨタのシエンタと迷っています」と言ってみました。
するとホンダの店長さんが「シエンタを見に行かれたらどうでしょう」と返してきました。
「今まで12年間ずっとシエンタに乗っていたから、今度はフリードに乗ってみたい」と伝えても値引き交渉には全く応じてもらえませんでした。
仕方なく?トヨタの販売店に足を運ぶと、ホンダとは正反対の対応でした。
見積書には240万円と印字されていましたが、決算なので20万円以上の値引きを目指すと言ってくれました。
フリードは270万円、シエンタは240万円から割引してくれる…この時点で30~50万円差がでちゃってる!
シエンタとフリードを比較
二つの車に大きな価格差があるのは
- フリードはセンシングという安全機能が装備されている
- シエンタはタイプによりセーフティセンスという安全機能を付けるか付けないか選べる(4~8万円の差額が出る)
フリードとシエンタでは、そもそもの価格設定が異なる様です。フリードは内装も外装も高級感があり、シエンタよりも高額設定の車なのかもしれません。
ホンダの営業マンは、フリードとシエンタでは「価格競合の同じ土俵にあげるものではない」と判断して値下げ交渉には応じなかったのかもしれません。
スゴク、フリードにトキメいていたので10万円でも値引きしてくれていたら、買っていたかもしれません。
結局、270万円のフリードをあきらめて、200万円のシエンタを買ったので70万円も節約できちゃいました!
フリード見積り価格
参考までにフリードの見積もり価格を載せておきます。
【フリード+ FF タイプG センシング】
車両本体価格 ¥2.281.400
付属品 ¥237.270
諸費用 ¥179.410
消費税 ¥235.146
合計金額 ¥2.698.080
熟考して選んだオプション
便利な機能が盛りだくさんのオプションですがウン万単位でお金がかかるので、よーく考えて付けていきます。
スマートエントリー
スマートキーを携帯するだけでワンタッチで各機能が使える!
①ボタンを押すだけでエンジンがかけられる
②自動スライドドアのボタンを押すだけで解錠&ドアオープンできる
③運転席のドアの指定部分にふれるだけで施錠と解錠ができる
TーConnect ナビ
例えるならカーナビゲーションにも、「松=26万円」、「竹=16万円」、「梅=10万円」と3タイプあり、機能と価格に差があります。
ざっくり違いをあげると
松:9型HD Wi-Fi オーディオ音質◎
竹:7型VGA Wi-Fi
梅:7型VGA Wi-Fi通信できない
夫は「梅」希望でしたが説得して「竹」に決めました。
約6万円高い「竹」にするとメリットが格段に増えます。
①スマホと連動して音楽を車のスピーカーで流せる
②SDメモリーカードを搭載すればCDを録音してデータでストックされる
③TーConnectサービスが使える!
TーConnect(ティーコネクト)は、ナビと「トヨタスマートセンター」が通信でつながる事で常に新しく、多彩な情報でカーライフをサポートするサービスです。
[サービス内容]
- マップオンデマンド 地図更新(最長5年間無料)
- ハイブリッドナビ センターの情報も活用し最適なルートを配信
- オペレーターサービス 専用の係員が対応し目的地を設定してくれる
- エージェント(音声対話サービス)=AIに目的地を検索してもらえる
- ヘルプネット 緊急時にボタンを押せば通報できる 位置情報が送信されて緊急車両の手配をサポート
必要なオプション
▪バックガイドモニター
車庫入れや後方確認を補助してくれる
※ナビレディパックに含まれる
▪ ETC車載器
あるとないとでは大違い 高速道路での必須アイテム
▪ドライブレコーダー
6万円と高額なので悩みどころです
後付けになると配線が目立つのと、値引きしてくれた分で収まると判断して付けました
▪フロアマット
敷いておくと安心(メンテナンスしやすい)
車体の色により料金追加
今どきは車のボディカラーによって料金アップが発生します。単色やツートンカラーの選択により約3~7万円アップします。
私たちは「エアーイエロー」を選んだのでアップ料金なしです!
オプションによって雪だるま式に総額がふくらんでいくので、何を選択するか自分たちで判断する事が大切です。
車にも人生設計が必要
我が家では子供が生まれた数年後に初代シエンタを購入しました。
チャイルドシートを2列目に設置するので、2列目シートの動作設計に重点をおいた車選びをしました。3列目の席に人が乗り降りする際に、チャイルドシートに影響なく2列目のシートを動かせるかどうかがポイントでした。
2列目のシートの動き方は車によってけっこう違います。当時、モビリオ、キューブ、シエンタを候補にして、2列目シートの操作性からシエンタを選びました。
最大何人乗れる車にする?
うちは3世代6人で車で旅行する事もあったので、7人乗りのシエンタは理想的でした。
実態としては6人+荷物で車内は満杯の状態で、「お土産どこに置ける?」って感じでした。
車中泊もできる
5人乗りのシエンタは2列目シートをフラットにでき、後方2mの室内空間を実現できます。
やろうとすれば車中泊で旅行もできます。
引越の強い味方
引越時にもシエンタが大活躍します。
イスや折りたたみベッド、長い板まで、車内の荷室空間が広くて、たくさん物をのせることができました。
ペットも荷物ものる
中型犬のケージも折りたたんで載せられます。
ペットはもちろん、各種ペット用品も積み込みOKです。
自転車も車内にのる
シエンタなら自転車も車内に収納できます。
ペットや自転車愛好家、その他趣味の荷物を運びたい人にもシエンタはオススメです!
車を処分する時のアドバイス
うっかり忘れ物に注意!
- オーディオ内のCD ←私、前忘れました
- 自前のルームミラー
- 収納ボックス内も確認
- 旧シエンタは床下収納もチェック!
逆に車に残して置きたい物
- マスターキーとスペアキー(リモコン)
- 車検証と各種書類は必須
- 使わない季節タイヤ
- 使わないタイヤチェーン
- 使わないキャリア
同じシエンタでも、旧シエンタのタイヤは新シエンタには使えないと判明しました。(ボルトの規格が違う)
買ってからまだ2年足らずのスタッドレスタイヤがあり、捨てるのはもったいない。しかも、処分するには手間とお金がかかります。
試しに販売店の営業担当者に確認したところ、引き取りOKのお返事をすんなり頂きました。
下取りに出すシエンタのハッチに冬用タイヤをのせて、一緒に処分をお願いしました。
車の装備品を個別に処分するのは大変なので、おすすめの方法です。
新車購入時のまとめ
- シエンタの本体価格は約180万円~260万円税込
さらにオプション装備で料金アップ
- うちの場合16万円~31万円の値引きを実現しました
本体-3万 付属品-13万 下取り車15万 プラスα
- 車の購入は8月や3月の決算期が大幅値引きのチャンス
シエンタは使い勝手が良くて大好きな車です。見る度にハッピーな気持ちになります。選んで正解でした!
トヨタ自動車の公式サイトのリンクを貼っておきます。興味のある方は参考になさってください。
見積もりシュミレーションは事前に検討できて便利ですね。