2023年1月24日
日常生活の中で、うっかりミスが思わぬトラブルを引き起こす事はけっこうありますよね。
車に関する失敗談で、私が経験した「半ドア放置でバッテリー上がり」のケースについて、原因と対処法をお伝えしていきます。
車のライトの消し忘れや、半ドアの状態になっているのに気がつかずに放置すると、バッテリー上がりを起こしてしまう場合があります。
バッテリーの寿命は3年程度で使用状況にもよりますが、一晩半ドアを放置すると翌朝には車のエンジンがかからないリスクが高いです。
半ドア状態だと警告灯が点灯したままなので電気を使ってしまいます。
車がバッテリー上がりを起こした場合には、バッテリーの処置をしないことにはエンジンがかかりません。
ささいなミスが発端で突然車が動かなくなってしまうので、けっこうあせります。
バッテリー上がりにならない為にも、起こしてしまった時の為にも対応方法を知っておくと安心です。
車のバッテリー上がり 対処法
車の整備が得意でない…なら対処法は1つしかありません。
「ロードサービスへ対応依頼の連絡をする」
主に3つ対応方法がありますが、車の整備ができる人でないと簡単ではありません。
- ケーブルをつなぎ他の車から電気をもらう
- 専用の充電器(=スターター)を用意する
- 新しいバッテリーと交換する
ロードサービスへ依頼
ロードサービスの代表格と言えば、JAF(ジャフ)です。
他にも、車の保険やガソリンスタンドの会員カードによっては、特典としてロード(アシスタンス)サービスが付帯されている場合もあります。
★無料でロードアシスタンスを利用できるサービスに加入していないか確認すると良いです。
参考までにジャフの例では、バッテリー上がりの対応料金は、非会員13130円です。(2021年4月現在)
ケーブルで電気をもらう
専用ケーブルをつないで他の車から電気をもらう方法は、以前よりハードルが上がりました。
ひと昔まえなら、ケーブルを車に常備していてトラブル時に使用する人もめずらしくなかったです。
近年、車の整備に不慣れな人が多い事とハイブリットカーなど車種が多様化、複雑化している要因があります。
電気系統にかかわる部分なので、正しく作業する必要があります!
- 同じ電圧の車どうしをつなぐ必要がある
- 専用ケーブルを使って2台の車を接続する
- 手順を間違えると人にも車にもダメージリスクがある
ライトなどの消し忘れなどでバッテリーが上がってしまった場合は、他のクルマから電気を一時的に分けてもらうことでエンジンを始動させることができます。これを「ジャンピングスタート」と呼びます。
[引用:JAFサイトページより]
バッテリー上がり後エンジンがかかったら
いずれかの方法でジャンピングスタートさせてエンジンがかかったら、エンジンがかかった状態を維持したまま車を整備してくれる所まで移動します。
再び自力でエンジンをかけるにはバッテリーの性能を取り戻す必要があります。バッテリーの点検をおこない、状態によっては交換が必要になります。
もともとバッテリーの寿命は2~3年と言われていて、一度上がったバッテリーは消耗している可能性が高いのです。
「オートバックス」や「ジェームス」など、車の整備工場、ディーラー等へ車を持ち込んでバッテリーの点検整備または交換を依頼します。
バッテリー上がり体験談
うちの車がバッテリー上がりを起こした時、エネオスカードに付帯されているロードアシスタンスサービスに助けられました。
カーレスキューサービスを利用し、無料でエンジンをかけてもらう事ができました!
その結果、かかった費用はバッテリー本体+交換工賃で15000円ほどで済みました。
トラブル遭遇時に頭をフル回転させて、必要最小限の手間と出費で解決できました。
きっかけは半ドア
ある日、夫婦で車で外出し、帰宅した時のことです。
リモコンでロックを開閉をするタイプの車なので、車から降りて鍵をかけようとしたところ、なぜかできませんでした。
実は後方のハッチドアが完全に閉まっておらず、いわゆる半ドア状態になっていました。完全に閉まっていないドアがあったので集中ロックが作動しなかったのでした。
夫:「あれっ?リモコンが効かない?しょうがない …」
車のリモコンが作動しない時点で気が付くべきでした。結果としては、半ドアを知らせる警告灯が数日間つきっぱなしになりました。
「なぜリモコンが効かないのか?」考えることを放棄して夫は車の鍵穴にキーを挿してまわしロックを済ませてしまいました。
普段と違ったのだから、しばし立ち止まって考えさえすれば半ドアに気づけたはずです。
何かおかしいなと思うことがあったら、ちゃんと考えてみることが何事においても大切なんですね。
こうして半ドアの警告灯が点いたまま一週間が経ちました。 特に用事がなければで車に乗るのは週末ぐらいです。
半ドア放置で一週間後に車のエンジンをかけようとするも、通常とは異なり、やる気のない音がするだけで全くエンジンがかかる気配がありません。
エンジンがかからない時どうするか
ある日、車に乗ろうとしたら突然エンジンがかからないので、私と夫 は軽いパニックになりました。「うーん。どうしよう…」
私:「確か、数年前に作ったエネオスカード(クレジット機能付き)にロードサービスが付帯されていたはず…」
夫:「近所のガソリンスタンドに行って聞いてくる」
夫は私が引き止める間もなく出て行きました。
私:「エネオスカードを申し込んだ時の紙をしまっておいたはず…あったあった」
早速特典を見てみると「お電話一本で24時間365日カーレスキュー 」と記載がありました。なんて心強い!
- レッカー車による移動10 km まで無料
- 路上における修理30分以内無料
私はロードサービスの専用電話番号にダイヤルし、 ENEOS カードの番号や名前、車の不具合状況を伝えました。
コールセンター受付:「すぐに手配いたします」
私の電話が終わる頃、夫が 戻ってきました。
夫:「セルフのガソリンスタンドだからロードサービスはやってないって ー」
私:「今、ロードサービスを依頼した。順番に現場をまわるから1時〜2時間目安で来てくれるって…」
その後、ロードサービス隊員から「今、○○付近なのでこれから向かいます。」と連絡が入りました。
程なくして、ロードサービス隊員が大きなレッカー車に乗って 到着しました 。まずはエネオスカードの提示、確認を行います。
隊員:「では作業に入ります」
車のボンネットを開けて 隊員が持ってきた機械(充電器=スターター)とバッテリーをつなぎ、 エンジンがかかるようにバックアップしました。
グウィィィィ ブルンッ!ドドドドドドド …エンジンがかかりました!
隊員:「では決してエンジンを切らずにそのまま整備工場まで行ってください!」
夫と私:「了解しました。ありがとうございました!」
様々な事態を想定して大きなレッカー車で駆け付けて、隊員がすぐ作業に入ってエンジンをかけてくれて、これで無料とは…ありがたいです!
夫がロードサービスの到着を待っている間に、ジェームスに電話をかけ車種に合うバッテリーの在庫の確認をしておきました。
私たちはすぐに車でジェームスに移動し、バッテリー交換を依頼しました。
バッテリー代+工賃で15000円ほどかかりました。平日の夕方でピットが空いていたので 交換作業は1時間かからずに完了しました 。
突然のトラブルにあわてましたが、ベストな対応ができたので良かったです!
さらに車のあるあるです。ありがちなケースですがあせります。
まとめ
・車のバッテリー上がりの原因は、半ドアやライトの消し忘れが多い
・JAFまたは、付帯のロードサービスの有無を確認しておくと安心