宅建試験合格後にやることは「登録実務講習」の申し込みです。実務経験が2年以上の場合を除き、宅建士登録をするためには「登録実務講習」が必要です。
登録実務講習は①38時間以上の自宅学習、②12時間のスクーリング(受講)、③最後に修了試験という構成です。
登録実務講習の最後の1時間におこなわれる「修了試験」に合格しなければ、「宅建士登録」を都道府県知事に申請することができません。
「宅建士の登録」ができないと「宅建士証」を発行してもらうことはできません。つまり「宅建士」の仕事ができないということです。
「法務大臣による講習」の存在は宅建試験対策で学んでいるものの、まさか「修了試験」があるなんて「聞いてないよ!」とさけびたくなります。
宅建試験に合格したら知る「もう一回合格しないと宅建士になれない」という事実。
でも「大丈夫!」
宅建試験は合格率15%前後ですが、登録実務講習の修了試験は合格率9割以上と言われています。
登録実務講習を申し込んで、遅刻欠席せずにまじめに受講すれば、基本的に修了試験には合格できるそうです。
実際に私が受講したクラスでは、20人全員合格した模様です。
講師の方いわく、これまでの自分の受講生100人中全員が修了試験を合格しているとのことで、過度の心配はいらないとお話されていました。
そうは言っても「登録実務講習 修了証」を手にするまで不安はつきまといますよね。
最後の壁というべき修了試験にあたり、少しでも安心して臨めるように体験してわかったことをお伝えしていきます。
合格後すぐに申込しよう
宅建系のYouTubeやサイトでよく言われている通り、宅建試験に合格したら早く登録実務講習を申し込んだほうがいいです。
宅建試験に合格し、勉強から離れると覚えたことも少しずつ忘却していきます。
登録実務講習も修了試験も、宅建試験の知識が薄まる前に受けたほうが効率的です。
私の例で言うと、自宅学習において事前に解くように指示されていた正誤問題は宅建試験で学んだことをベースにして7~8割の正解率でした。
宅建試験後の頭プラス、登録実務講習をふまえれば修了試験突破はむずかしいことではありません。
講師が修了試験に出る項目を教えてくれるので、頭で理解した上で本番に向かった結果、正誤問題は30問中29問正解しました。
大手より1万安いTAKKYO
登録実務講習の実施については民間各社に委託されています。
LECのように修了試験の受け直し(1回無料)ができるほうがいいかな?と迷いつつ、落ちたらもう一回受講および支払いを覚悟の上で「TAKKYO」に決めました。
私がTAKKYOの登録実務講習の予約をした2025年12月1日時点では12000円で申込できたのですが、翌年の1月には14800円に値上がりしていました。それでも大手スクールよりも約1万円安く受講できるTAKKYOは、ありがたいです。

テキスト教材もちゃんとしていますし、講師の方のお話も丁寧で、登録実務講習修了証は即日発行してくれます。
申し込む時には「TAKKYO?」少しだけ不安もありましたが、選んで正解でした。
TAKKYOのデメリット
TAKKYOでは低価格を実現するために余分なサービスは提供していません。
病気等個人都合による受講日時の変更やキャンセルは受け付けていません。
欠席や遅刻等受講できない時や、修了試験に落ちた場合には、もう一度申し込み、同様に料金を支払いの上、受講し直しとなります。
あと言いづらいことなんですが…自宅学習の時に試聴する動画の音声に関して、話し手(中年男性)の息つぎやツバを飲み込む音まで聞こえてくるのが個人的にちょっときつかったです。(確か1時間程度の講義動画でした)
TAKKYOのメリット
先述の通り、TAKKYOの登録実務講習は低価格かつ合理的でオススメです。
①安い
②シンプルながら教材・講義内容も誠実
③修了試験は即採点。その場で修了証を渡してくれる
講習最終日には全員分の修了証が用意されており、合格者は持ち帰ることができます。
修了試験 難易度
修了試験の難易度を経験者にたずねたところ、「簡単。テキストにマーカーをひくところを講師が教えてくれる。テキストを見ながら試験を受けられるから大丈夫」と聞いたので多少気が楽になりました。
実際に修了試験を受けてみると正誤問題は難易度低めで、もし解答を迷う問いがあってもテキストを見て確認することができます。
35条書面の記述に関する穴埋め問題は、講習の中で演習して覚えておくことが重要です。
初見はわからなくて当然で、講義中にポイントをおさえておけば試験の難易度は高くありません。
TAKKYO体験談
参考として、私が受けたTAKKYOの登録実務講習の修了試験についてお話ししておきます。
修了試験は、正誤問題と記述問題の両方が8割以上正解で合格となります。
内訳は、○か×を記入する正誤問題が30問中24問以上。
穴埋め式の記述問題が20問中16問以上正解する必要があります。
正誤問題に関しては、自宅で事前に予習するように伝えられている60問の中から出題されました。
ただし、まったく同じ文章で出題されたわけではなかったです。
講義中にテキストにマーカーを引くように指示されるので、その際に内容を理解して頭に入れておけば試験でもほぼ正しく答えられます。
マーカーしたページにふせんも付けておいたのですが、試験の問題文がまったく同じではないし、順不同でテキストのどこのページか探すのが大変なので、参照可でも私はテキストは見ずに解きました。
講義をちゃんと聞いていれば、講師が強調したポイントは記憶に残っていて、ほぼ問題なく解答できました。一問間違えただけでした。
穴埋め式の記述問題は、講習中に演習をおこなうので覚えたことを実践すれば大丈夫です。
例えば重要事項説明書に関する記述の穴埋め問題になっている「地番」、「地積」、「共同担保目録」、「接面道路 幅員」、「指定容積率」、「融資金額」等…資料を読み取って転記(主に数字を記入)するというものでした。
演習で一度やっているので難しくはなかったです。
私はケアレスミスで記述問題を1点失点、正誤問題で1問不正解、修了試験の結果は48/50点でした。
まとめ
私は、宅建の登録実務講習および修了試験をTAKKYOで受けてよかったです。
TAKKYOの教材も講習も修了試験の方法も、修了証を即日発行してくれるところも非常に良くてコスパ最強でした。
宅建試験からそれほど経過していなければ「ノー勉」でも、講習を普通に聞いていれば修了試験はほぼほぼ合格できます。
もしも宅建試験から年月が経過していても、講義中に提示される試験対策をおこなえば修了試験通過はむずかしくありません。
ネット上で9割以上の合格率と言われても、登録実務講習・修了試験前の私はとにかく不安でした。
これから受講される方々の安心材料になるように、参考になれば幸いです。