同じ犬種であってもけっこう体格差があることをご存知ですか?例えばシェルティは5~15kg程度とサイズ感にかなり開きがあるのです。
「小さめのシェルティを飼いたい」とか、「大きめのシェルティがいい」とか希望がある場合はシェルティの両親と家系の体格体重を参考の上、お迎えした方がよさそうです。
ペットショップではシェルティの取り扱いは少ないので、シェルティ専門のブリーダーさんに体格や毛並み等について相談するとよいでしょう。
[子犬が掲載されていたら問い合わせチャンス]
シェットランドシープドッグ(シェルティ)のブリーダーを探す(7ページ目)|ブリーダーナビ

譲り受けたいシェルティを見つけたら、お父さん犬とお母さん犬の体重等について質問してみるとよいでしょう。
サイズなんて関係ないという方なら、シェルティの保護犬をお迎えするという選択しもあるかもしれません。
小さめシェルティがほしいなら
両親犬が大きくなさそうなシェルティのブリーダーさんに連絡を取り、「小さめのシェルティを希望」している旨を伝えるとよいでしょう。
昨今の住宅事情もあり小型犬が好まれる傾向が強いので、もともと中型犬のシェルティも小型犬よりの子が増えていると感じます。
シェルティの成犬について6~7kg程度と紹介されていることが一般的です。確かにお散歩で見かけるシェルティは7kg級の犬が多いです。
子犬と見間違えるくらいきゃしゃな成犬のシェルティも見かけることがあります。
ミニシェルティ(小型のシェルティ)に尽力している犬舎も散見されます。
5kg程度のミニシェルティにこだわるなら、SSサイズのシェルティを紹介しているブリーダーさんを見つけましたよ。
シェルティ専門ブリーダーが運営するかわい子犬屋さん
毛並みの種類も豊富でお気に入りのシェルティと出会えそうです。
15kg級は大迫力
大きめのシェルティがほしいなら、同様にブリーダーさんの情報をもとに相談するとよいでしょう。なんならシェルティではなくコリー犬という選択がいいかもしれません。
見かけるシェルティは6~10kg程度の犬が多いのですが、15kg級のシェルティには私の経験上3頭しか会えていません。
15kgともなると大迫力で、それはそれでとても魅力的なシェルティです。
太っているわけではなく、もともとの体格が大型だったのでしょう。
非常に珍しいのですが、太って巨大化しているシェルティちゃんを目撃したことがあります。
胴体が幅広で脚が短く見えました。シルエットがシェルティ離れしていましたよ。
うちの犬 10kgの壁
うちのシェルティは中肉中背で10kg。

うちの犬の体重をチェックしていると、200g程度体重が変動しています。
マンションによっては10kgまでの犬を飼育可と定めていたり、鉄道では持ち込める犬の重量を10kgまでとしているのが一般的です。
つまり犬の体重が10kgを超えてしまうと、いろいろな制約にひっかかるケースが出てくることを知っておくとよいでしょう。
という訳で、うちのシェルティをキャリーケースに入れて電車に乗るにはダイエットしてもらわないと重量オーバーの危険性があるのです。
たち耳orたれ耳
シェルティの中には耳が立っている子と、足れ耳の子がいます。
うちの例で言うと、シェルティ専門のブリーダーさんの中から車でアクセスできて、子犬が生まれるタイミングの合う犬舎を見つけることができました。
お母さん犬も子犬たちも、みんなたれ耳だったのですがブリーダーさんいわく「耳をクリップでとめて、たれ耳を強化することもできる」と説明されました。
私は耳の形状にこだわりがなく、クリップはお断りしましたが「ドッグショーに出したい」とか「正統派のスタイルにしたい」という要望もあるようです。
当時は気にしていませんでしたが、耳セット(矯正)なしではたれ耳にはなりにくいそうです。
おそらくシェルティ愛の強いブリーダーさんが子犬の引き取りまでの数ヶ月間に耳セットをおこなっていたから、うちの子はたれ耳になったようです。
たれ耳の換気
たれ耳の犬はたまに換気できているか?清潔な状態か?気を配ってあげるとよいです。
耳の奥に麺棒を突っ込む必要はありません。耳の周りを拭く程度で、変なニオイがしてこなければ過剰な手入れはご無用です。
うちのシェルティもブルブルやパタパタと耳をふって、メンテナンスできており問題ありません。
まとめ
犬の大きさが倍以上違うと、飼育スペースや飼い主の対応も変わってくるケースがあるかもしれません。
小さいシェルティも大きいシェルティも、それぞれに魅力的ですが、飼い始めてからこんなはずじゃなかったとならないようにシュミレーションしておきましょう。
夏は特に冷房が必要になるため、我が家では2階の寝室に犬を連れて行きます。
10歳になった犬の足腰の負担にならないように抱っこして階段の上り下りをしています。10kgの犬を抱っこしての階段の上り下りは飼い主の年齢次第では難しいかもしれません。
さらには犬を動物病院に連れて行く時にケガや病気の際には、犬を車に乗せることになります。
歩けない状態の犬を運ぶ作業は思ったより大変です。
もし自動車で犬を移動できないなら、ドッグカートを用意しておくとよいでしょう。