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パニック障害その後 子供が「学校に行きたくない」と言った朝

こんにちは

 今時の中学生や小学生を見ていると、ずい分大変そう、忙しそうって思います。私は親の知り合いが個人塾を経営していた縁で、自分も小中学生の時は塾に通っていましたが、現在の子ほど宿題やテストの圧迫はなかったです。

 うちの娘を見ていると、小学校では毎日宿題が出て、宿題がない日が珍しいくらい。中学校では授業での課題や提出物をA°、A、B°、B、C°、Cと細かく評価されます。

 任意提出のレポートもあり、まじめな娘は評価アップを目指して、びっしりと書き込んでいます。まるで内職!

私:「そんなに小さい字で先生読めるかな?文の量よりポイントを押さえて書けば?」

娘:「紙の裏面まで埋めないとダメ!質より量。どうせ先生はたいして読まないから長ったらしく書かないとA°にならない」

私:「、、、なんか、やだなーそういうの」

娘:「実際、そうなんだからしょうがないでしょ💢」

 うーん。なんか評価、評価って、そもそもA°とか、細かくて嫌な感じしませんか?なんだコレ→°(入力時悩みましたが「ど」で変換すると出ました)

 もともと、まじめ過ぎるほどに真面目な性格の娘にとって、息苦しい中学校生活になっていると思いながら、寄り添う母なのでした。

 

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年号って暗記する必要あるのかな?

目次

 

受験勉強も本格化 睡眠不足・ストレスも多くなる

 11月後半、中学3年生は在学中最も重要な定期テストを終え、成績(内申点)の結果が出て、志望校の最終決定をする時期を迎えます。

 春夏秋と、修学旅行、体育祭、文化祭、合唱コンクールという風におおかたの行事を終え、いよいよ本格的な受験体制に入ります。

 

 30年以上も前、私が中3だった頃は、親、自分、時代にしても、現在ほど複雑ではなかったと思います。良くも悪くも何も考えていなかった私は、何の迷いもなく偏差値だけで安直に志望校を決めて、公立高校へ進学しました。

 

 今、中3の娘の志望校選びでは、「滑り止めという考えではなく、第一志望の学校同様、実際に通う事を想定して吟味する」という学校の先生のアドバイスのもと、私立公立ともに学校説明会、学園祭へと足を運んでいます。

 多角的に進路を選べるので、私は娘をうらやましいと思うのと同時に複雑さ、大変さも感じます。学区も自由になり、多くの学校から1〜3校に絞り込むのも難しい作業です。

 

つらい記憶の場面が発作を呼び起こす

 娘は中1では、クラスも部活(卓球部)も楽しく過ごしていました。中2のクラスで娘に対するいじめが始まりました。時を同じくして市の中学校教諭の人事異動に伴い、娘の所属する部活の顧問の先生が変わりました。

 主となる顧問の先生が変わった事で、部活の方針がまるっきり変更になりました。

 旧顧問には「勉強が一番、委員会は二番、部活は三番で良いんだよ」と言われていましたが、新着の新顧問が部活を取り仕切る事になり、「部活は楽しくやりたいか、強くなりたいか、、、強くなりたいだろっ」という方向に転換です。

 仲が良かった部員たちの様子も一変し、娘は大好きだった部活が大嫌いになりました。娘はクラスでのいじめと、行きたくない部活に苦しみ、パニック障害を発症しました。

 学校にいる時に、ひんぱんに過呼吸の発作を起こす様になりました。娘にとって、つらくて苦しい中2時代でした。

 

 パニック障害は、長期に渡るストレスにより脳の自律神経が過剰に反応してしまい、息苦しさ、動悸、めまい、頭痛等の症状が出ます。

 大きなストレスの原因を取り除き、本人の考え方の認知トレーニングをする事で、症状を改善する事もできます。ただ、パニック障害を克服するのは容易ではなく、時間がかかります。

 個人差もあるので、数ヶ月、数年かけて抑えていくつもりで、あせりは禁物です。(※個人差があるので個人の感想です)

 

 私の娘の場合は何とか耐え忍び、中3のクラス替えと夏に部活を引退してからは、だいぶ過呼吸の発作が落ち着きました。

 中2の元担任の先生や部活の元顧問の先生が担当する教科の授業が日々ある中でも、特に濃いやり取りがあって強いストレスがかかった時にたまに発作が出る事もありました。

 

 昨年10月の合唱コンクールの練習の時期に、いじめや部活のストレスがピークだったので、今年の合唱コンクールの練習が始まると、娘は発作を頻発する様になりました。もう、いじめや部活の圧迫はないのに、なぜ発作がでるのか?

 私が推測するに、合唱練習の場面により昨年の苦しみの記憶が再現されて、脳が反応して発作がでてしまうのではないかと思います。

 毎日の合唱練習で、娘は発作を繰り返していました。保健室に行ったり、廊下にうずくまったりして、何とかやり過ごしていました。

 娘いわく、苦しくなって保健室に行くと養護教諭(保健室の先生)に「もう少しがんばろう」と、さとされるので行きにくい、逃げ場がないそうです。

 

ある朝、子供が「学校に行きたくない」と言った、、、

 合唱コンクールまであと2週間を切ったある朝、着替えも食事も学校に行く準備も全部済ませた娘が、いつも家を出る時間にさしかかり、突然言いました。

娘:「学校に行きたくない」

私:「そうなの、、、ちょっと待って。高校入試で学校によっては中学在学3年間で欠席等10日以内っていう条件あった気がする。○○(娘の名前)は合計6日だね。合唱コンクールまで練習まだ続くでしょ。あと2週間どうする?」

娘:「、、、」

私:「合唱練習は何時間目?」

娘:「5時間目」

私:「じゃあ、5時間目の少し前に保健室の前で待ち合わせしよう。私から先生にお願いして一緒に保健室でやり過ごしてもいいし、無理なら早退して一緒に帰ろう」

娘:「、、、」 顔をゆがめて涙をこぼす。

私:「私、○○にとってツライ事言ってる?」

娘:だまって、うなずく。「今日が一番ツライから、、、あとは行けると思う」

私:「うーん、わかった。じゃあ今日は休もう。学校に電話するね」

 

  ・・・

 

 その日、娘は学校をお休みしました。そして娘が言った通り、その日以降、学校を欠席する事はありませんでした。合唱コンクールも無事に終えて、以来娘の発作は一ヶ月以上でていません。

 日々、受験勉強の為、机に向かっています。

 学校生活に息苦しさを感じている子や、見守っている方々の参考に少しでもなれば幸いです。

 

今日のまとめ
  • パニック障害 過呼吸 その後の症状について、ストレスの要因が解消すると快方に向かう。
  • 要因の解消により発作の頻度が減っても、脳が覚えている場面に触れると再発する事もある。
  • 本人に自覚がなくても脳が記憶していて発作を呼び起こす事もある。

※この記事は娘の場合に基づく一例です。個人により要因、症状、期間、対処方法等に差があります。参考としてください。