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趣味は何?高齢になっても続けられるものはありますか?

2019年12月24日更新

 先日、夫の勤め先の会社で50代になった社員を集めての研修が実施されました。今のうちに10年先の、定年後の自分の生き方・人生設計を考えておくというものでした。

 定年後も働き続けたい人がほとんどだった中、60歳の定年をもって退職希望に挙手したのは、30人中、夫を含めて二人だけだったそうです。

 何歳まで働くかは、経済状況や個人の考え方にもよりますが、リタイヤしたら何に時間を使うのか、前もって準備しておく必要があります。高齢になってから、新しい事を見つけたり始めるのは難しいからです。

 遅くとも50代までには、趣味でもボランティアでも、自分が打ち込めるもの、人とのつながりの場をいくつか見つけておく事が重要です。

 

目次

 

テレビだけではさみしすぎる

 夫の両親の場合、趣味も交遊関係も限られていたので、80歳近くになるともう、テレビだけがよりどころという感じになっています。義父は60代、70代途中まではゴルフの打ちっぱなしや、車でお気に入りの大きな公園へ行き、ウォーキングを楽しんでいました。70代後半になると、ゴルフをやめ、車の免許証も返納しました。

 性格上、義父は知人や町内の人とも、付き合いがないので近所を散歩、買い物する以外は自室でテレビ(wowwowに入っている)を見る事が多いです。

 義母も60代までは、姉妹でよく旅行に出ていたそうですが、70代に入ってから行かなくなりました。70代で「物とられ妄想」がひどくなってからは、知人、兄弟との付き合いもほとんどなくなりました。

 読書も運動も好まず、特に趣味がない母は、買い物か昼寝か、テレビで時間をつぶしている様に見えました。

 ごめんなさい。義父と義母を悪く言うつもりは、ありません。二人共とても働き者だったそうです。私は自分がまだ高齢ではないので、私の目に余計にそう映るのかもしれませんが、せっかく時間ができたのにもったいないと思ってしまいます。若い頃がんばっていたからこそ、リタイヤ後の余生は存分に謳歌してもらいたいのです。

 きっと高齢になってからでは、新しい事を始めるにはハードルが高いです。身も心も柔軟には対応できなくなっているでしょう。

 

 「わしも族」という言葉を知っていますか?定年後、日々時間の過ごし方にプランを持てない夫が、妻の外出時に「わしも一緒に行く」と言って、事あるごとに「わしも、わしも」と便乗してくる現象だそうです。

 仲の良い夫婦ならまだしも、そうでないと、ますます夫は、何をしたら良いものか、時間を持て余してしまいます。

 例え、すでに複数の趣味があっても高齢になったら難しい内容であれば、年齢に関係なく続けられる趣味も取り入れておくとよいですね。

 

 

高齢者の余暇活動の動向

 60歳以上の高齢者の余暇活動に実態と男性・女性のすごし方の違いについて総務省が公表した平成28年(2016年)度の社会生活基本調査結果をみていきましょう。

高齢者の余暇活動の実態

 60歳以上の高齢者の余暇活動のすごし方を「学習・自己啓発・訓練」、「ボランティア活動」、「スポーツ」、「趣味・娯楽」、「旅行・行楽」ごとの行動者率※1でみると、趣味・娯楽が最も高く、次いで旅行・行楽、続いてスポーツという結果でした(表1)。

 男性・女性別でみると65歳以上の男性で、女性よりも「ボランティア活動」と「スポーツ」の割合が高くなっています。女性では「旅行・行楽」が男性よりも高い割合となっています。

※1 行動者率:
行動者率とは10歳以上人口に占める行動者数の割合(%)のこと
表1:60歳以上の高齢者の生活活動における行動者率(%)1)より作成
  男女合計:
60~64歳
男女合計:
65~69歳
男女合計:
70~74歳
男女合計:
75歳以上
男性:
60~64歳
男性:
65~69歳
男性:
70~74歳
男性:
75歳以上
女性:
60~64歳
女性:
65~69歳
女性:
70~74歳
女性:
75歳以上
学習・自己啓発
・訓練
35.1 33.6 32.0 22.2 11.2 31.7 30.7 25.1 36.8 35.3 33.1 20.3
ボランティア活動 28.6 29.8 30.0 20.0 28.3 31.0 31.7 25.1 29.0 28.7 28.6 16.5
スポーツ 67.4 70.2 68.2 49.6 69.7 72.8 73.4 58.5 65.2 67.8 63.7 43.5
趣味・娯楽 86.4 84.8 81.7 67.5 85.8 84.2 81.6 70.8 87.0 85.3 81.8 65.2
旅行・行楽 72.6 72.6 68.7 49.4 69.0 69.3 67.8 51.8 76.0 75.8 69.6 47.8

 

スポーツ

 スポーツの行動者率は全体で65~69歳で最も高く、「ウォーキング・軽い体操」の行動者率が多くなっています。「器具を使ったトレーニング」や「登山・ハイキング」も高い割合です。

表4:60歳以上の高齢者の「スポーツ」の行動者率(%)1)より作成
  男女合計:
60~64歳
男女合計:
65~69歳
男女合計:
70~74歳
男女合計:
75歳以上
男性:
60~64歳
男性:
65~69歳
男性:
70~74歳
男性:
75歳以上
女性:
60~64歳
女性:
65~69歳
女性:
70~74歳
女性:
75歳以上
総数 67.4 70.2 68.2 49.6 69.7 72.8 73.4 58.5 65.2 67.8 63.7 43.5
野球
(キャッチボールを含む)
1.4 1.6 1.5 0.6 2.4 3.0 2.9 1.3 0.4 0.4 0.4 0.1
卓球 2.6 3.1 3.5 1.8 2.7 2.7 3.4 2.0 2.5 3.4 3.6 1.6
ゴルフ
(練習場を含む)
9.9 9.6 8.2 4.3 17.9 17.4 15.5 9.2 2.3 2.2 1.9 0.9
ゲートボール 0.5 1.1 1.7 2.3 0.5 1.3 2.0 3.0 0.4 0.9 1.5 1.8
ボウリング 5.6 4.2 3.2 1.4 7.1 4.8 4.3 2.2 4.1 3.7 2.2 0.8
つり 6.9 7.4 6.1 2.2 12.4 13.8 11.9 5.1 1.7 1.4 1.1 0.3
水泳 5.5 6.1 4.8 2.2 5.0 5.7 5.0 2.2 6.0 6.3 4.6 2.2
登山・
ハイキング
11.5 12.5 11.2 4.1 12.1 13.1 12.7 5.7 10.9 11.9 9.8 2.9
サイクリング 5.6 5.8 4.9 2.1 7.2 8.2 7.0 3.8 4.1 3.5 3.1 1.0
ジョギング・
マラソン
5.1 5.0 3.8 1.8 7.2 7.0 5.1 2.8 3.2 3.1 2.8 1.2
ウォーキング・
軽い体操
49.1 54.7 53.6 38.3 45.6 51.8 55.0 43.3 52.5 57.3 52.3 34.9
器具を使った
トレーニング
15.1 13.6 12.2 7.9 13.6 13.1 12.5 9.4 16.6 14.0 11.9 6.8

抜粋 引用元:健康長寿ネット 「高齢者の余暇活動の動向」

http://toyojyu.or.jp 公益財団法人長寿科学振興財団

 

 

 

高齢による趣味の難易度 高中低

〈難易度:高 〜70代目安〉

テニス バドミントン ジョギング ボランティア ヨガ他

 

〈難易度:中 〜80代目安〉

卓球 散歩 園芸 陶芸 太極拳 楽器演奏他

 

〈難易度:低 〜90代目安〉

読書 ブログ 習字 囲碁将棋 カラオケ他

 

 上記のいずれの趣味も50代位までに経験しておけば、その後の各年代まで楽しめる可能性があります。(個人の感想です)

 

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卓球 若者からベテラン高齢者まで楽しめる!

 私、30年ぶりに卓球の試合に出ました。スッゴく楽しかったです!主婦(パート)の私にとって、ここまで緊張して集中して真剣勝負の場面は久しぶりでした。私は高校時代、卓球部に入っていました。近年では娘がきっかけとなり、ここ3年ほど私と夫で土日各日2時間半ずつ卓球で汗を流しています。夫は初心者からのスタートです。

 

 地域の市の運動施設で知り合いになった卓球仲間のお誘いで、卓球協会の公式戦に出る事ができました。その方はもう50年以上、卓球をされていて御年77歳です。見た目も動きも、とても77歳には見えません。今回、ご縁があり、ミックス(男女ペア)ダブルスで出場し、4チーム総当たり戦でとりあえず1勝できました。(パチパチパチ)

 上級、中級、初級とランクごとに試合が行われ、年齢は10代後半から80代と様々でした。体格の良い20代のペアと70代のペアとの対戦では、予想に反して、若者ペアがベテランペアに敗れていました。高齢者もスマッシュやドライブを決めて、笑顔で輝いていました。

 中年の私も、厳しいコースの球を返球しようと本気を出して転んだり、スマッシュを決めたり、めちゃめちゃ楽しかったです!試合に勝利した時には、自然とガッツポーズが出て、アドレナリンもいっぱい出たと思います。

 卓球は、奥の深いスポーツで、高齢になっても続けられるので、みなさんに自信を持ってオススメします!実際に私の周りでは70代、80代の方が大勢、日々卓球を楽しんでいらっしゃいます。

 

 本格的に基本から習いたい方は、地域のスポーツセンター等で卓球教室も開かれているので、参加してみてはいかがでしょうか。また、地区センターや地域の小中学校によって、体育館が開放されていて、卓球サークルの活動等もあるので要チェックです。

 もちろん、気が向いた時だけ、開放された施設で卓球を友人家族と楽しむだけでも良いと思います。

 地域により無料で利用できる施設もあります。ラケット・ボールの貸し出しを行っている場合もあります。

 

まとめ
  • いずれ高齢者になっても続けられる趣味を50代までに、いくつか見つけておこう。
  • リタイヤしてから、初めて新しい事を始めるのは実は難しい。
  • 何のスポーツでも、試合って真剣勝負で熱くなれる。観戦もいいけど出場がオススメ!
  • 卓球は、季節天候に影響されにくく、高齢になっても続けやすい!
  • 卓球は地域で楽しめる施設が多いので、ぜひ、お試しあれっ!