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パニック障害とは 過呼吸とは 子供の苦しみを理解する

こんにちは

 9月1日は、1年の中で最も自殺が多い日だそうです。長い夏休みが終わり、新学期が始まるその時に「生きるのがつらい」と感じている子が多いという事実を知りました。

 

【いじめ うちの子の場合】

 ウチの娘は昨年、中2のクラスでいじめにあいました。娘の場合は秋から冬にかけてがいじめの苦しみのピークでした。娘は、主に2人の女子生徒と同調した複数の生徒から嫌がらせを受けていることを、私に話してくれました。7月の個人面談の時に担任の先生に、嫌がらせがエスカレートしないように相談しましたが、何の措置も注意も、フォローもありませんでした。

 9月の体育祭、10月の文化祭と行事にむけて、「絶対!優勝!!」クラスの勝利に強いこだわりを持つ担任の先生とリーダー格の生徒らによって「クラスカースト」とも呼べる構図が形成されていきました。

陰キャラのくせに足引っぱってんじゃねーよ!!」

授業中、行事の練習中と、常に自らを陽キャラと自負する生徒らが、陰キャラのらく印を押した生徒らをバカにして攻撃するようになりました。


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過呼吸の正体とは

 10月に入り、娘はひどい過呼吸の発作を起こすようになりました。

「この過呼吸って、一体何なんだ?」私は訳がわからないので、インターネットと図書館の本を使って、娘の身に起きている事を調べてみました。

 そして、モヤモヤしていた「過呼吸」と「パニック障害」の正体があきらかになりました。

以下、なるべくわかりやすく説明します。

 

  1. ストレスが3ヶ月程度続くと機内不全が起こる。
  2. ストレスにより自律神経中枢へ過剰な刺激がもたらされると、自律神経ストームが起こる。
  3. 自律神経が乱れると、、、過呼吸、頻脈、顔面蒼白、発汗異常、頭痛などが起こる。
  4. 長期にわたるストレスで、自律神経中枢への過剰な刺激が繰り返されると、ちょっとの刺激で爆発的な反応を示す。
  5. 脳内の青斑核でノルアドレナリンが大量分泌され、不安や恐怖が大きくなる。

    ➡ これが「パニック障害

 

 そして「過呼吸とは何なのか?」探ってみると、、、「パニック障害」の中の過呼吸症候群に当てはまる。

その正体は

 ストレスにさらされて自律神経が過剰反応

        ↓

 不安・恐怖により、せわしなく息を吸う吐く

        ↓

 血液中の酸素濃度UP 二酸化炭素DOWN

        ↓

 細胞で交換する二酸化炭素が少ないと、酸欠状態になり、血管の収縮が起こる

        ↓

 息苦しさ、手足のけいれん、動悸を感じる

 

以上が過呼吸発生のメカニズムです。

 本人は「死ぬのではないか、、、」という恐怖を感じるほど息が苦しい。しかし命には別状がない。動悸や呼吸苦は、自律神経の症状によるものだから仕方がない。怖いものではないと捉えるしかありません。

 

  要するにパニック障害とは、長期のストレスで過敏になった自律神経のせいで、通常よりもずっと大きな不安や恐怖におそわれるという症状です。

 

パニック障害の原因と対処法

 パニック障害になりやすい人とは、仕事熱心、几帳面、完璧主義、気を遣う、引きずる性格という傾向があるそうです。ウチの娘も、ほぼ全部に当てはまります。自分の性格を自覚して、思考を変える事が大切です。

 

例えば

 「発作が起きたら、どうしよう」

        ↓

 「発作が起きそうなら、お茶を飲もう」

        ↓

 「発作が起きたら、保健室に行けばいいや」

 

つまり!

 「どうしよう思考」

     ↓

 「こうしよう思考」

     ↓

  「いいや思考」

 

 上記のように「心配」するよりも「大丈夫」と自分に言い聞かせて、考え方や行動を変えて、実践を重ねて行くのです。

 

 心療内科などの医療機関の現場でも、臨床心理士によるカウンセリングで心の問題点を明らかにし、どう解決したらいいか手助けをしてくれます。しかし、回復の鍵は、何年も重ねてきた考え方や行動、「つまり自分の考え方のクセを実生活で修正していけるか」ということになります。

 これを「認知行動療法」といいます。しかし、注意が必要なのは、「認知行動療法」には多くの時間と人手がかかるために採用されず、薬の処方が主な治療法になっている医療機関も多いようです。

 ウチの娘の場合は、臨床心理士であるスクールカウンセラーに確認したところ、まだ心療内科の受診の必要はないということでした。

 

自分たちでできる対処法は

  1. 自律神経の安定のために、睡眠、便通、生活リズムを整える。
  2. 大きなストレスの根源を解消する。

(これは内容によって難しいが、娘の場合は4月のクラス替え、部活の引退により大きなストレスの要因が解消した。)


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過呼吸の発作が起こりそうと感じたら、、、

  1. 複式呼吸 鼻からゆっくり息を吸って、口をすぼめて長く吐く。
  2. 目を閉じ、まぶたの力を抜く。
  3. 冷たい飲み物を飲む。

ちなみに、ウチの娘の場合は、フェイスタオルで鼻と口を押さえて、しゃがむか座るかして対処しています。

 

自律神経の安定に有効なもの

食材;貝のカキ、牛乳、黒ゴマ、キャベツ、ニラ、梅

漢方薬;桂枝加黄ギ湯(ケイシカオウギトウ)、人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)

ツボ;胸骨中央を押す

 

今日のまとめ

  • そろそろ新学期、子供の様子はどうですか?
  • 自分は味方であり、子供に悩みがあるなら一緒に何とかしていく旨を伝えておくと、心強いかもしれません。
  • すぐに解決できなくても、きっと道はあります。時間がかかったとしても、道を見つけたり、作ることだってできるかもしれません。